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社長ブログ 2009年11月アーカイブ
石材業界の流通事情
従来は、本家採掘元である天山石材(田中正男社長)にて
採石されるものだけが「天山石」と呼ばれていましたが、
最近ではよく似た目合いで、同じ天山山系から採石される
椿石、富士みかげ、七山みかげなども
「天山石」と称して販売されているようですが、
厳密にいえば種類の異なる石種なのです。
天山山系で採石される天山石、椿石、富士みかげ、
七山みかげなどの原石を中国に送り、
製品となって日本に入ってくる時には
すべてが「天山石」として統一されています。
これは、日本の石材商社と中国側との
流通における取り決め事項となっているからなのです。
誤解しないでください。
「天山石」以外の天山山系で採石される石が
決して良くないというのではありません。
いずれもみなすばらしい石ばかりです。
ただ、「天山石」を含み「庵治石」「大島石」
などの日本の銘石は扱いが難しいため、
熟練の石職人が巧みの技にて石目や色目を
うまく合わせながら造ることによってはじめて
その石が持つ美しさを引き出すことができるのです。
基本的に中国で製作される墓石については、
コスト重視で考えるため、贅沢な原石の使い方をしなければならない
石目・色目合わせは行っておりません。
先ずは、いかに効率よく原石を使用するかが第一です。
そのため、パッチワークのような墓石に仕上がってしまうこともあるのです。
私ども第一石材では、本家採掘元・天山石材の採石場に出向き、
熟練の石職人が立ち会いの上、原石を厳選して仕入れることで、
「天山石」の中でも、最も上質な原石による製品加工を可能にしています。
もちろん、原石の切削・研磨から字彫りまでのすべてを
日本の石職人が手がけ造り上げる「純国産墓石」です。
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/
(第一石材) 2009年11月30日 13:30 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
「天山石」もピンからキリまで!!
以前に、岐阜県在住のKさんという男性から頂いたお電話の内容です。
Kさんは『当社ホームページ』内の私のコラム
"理想の墓石材「天山石」"をご覧になられてお電話を下さったのです。
「天山石」は佐賀県の天山山系から産出される九州が誇る日本屈指の銘石として、
最近では関西から関東にも、その存在を知られるようになりました。
青深く透明度の高い石目が特徴の天山石は、
極めて硬質で、国産石材でも1、2を争う低い吸水率を誇ります。
それゆえに、経年変化もほとんど見られないため、
墓石として使用するには最も適した石材の一つです。
Kさんは、この天山石にて亡父のお墓の建立を石材店に依頼されたのですが、
出来上がった墓石は各部材の石目・色目がバラバラで
素人の目から見ても違和感があるのが分かる位ひどいものだそうです。
Kさんは、この天山石の墓石が中国で造られることは
事前に石材店から聞かされており知ってはいたが、
まさかこんな墓石に仕上がるなんて思ってもみなかったとのことです。
そこで、Kさんは石材店に原石の「産地証明書」の発行を求めたところ、
間違いなく「天山石」であるとの産地証明書が発行されたが納得がいかず、
その石材店に製品を卸している石材商社(問屋)に
同じく原石の確認をしてもらったところ、
「七山みかげ」であるとの回答が帰ってきたのです。
あれっ? 販売した石材店では「天山石」、
製品を卸した石材商社では「七山みかげ」。
なんか不思議なはなしですね?
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月29日 14:03 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
中国における「大島石」墓石の"ごまかし"事例
特に産地に近い関西・中国地方では香川県の庵治石と並んで、
「墓石といえば大島石」といわれるほどの信頼と支持を得るとともに、
今日では全国的に知られる高級墓石材となっております。
大島石は「硬い」「風化に強い」「変色しにくい」
「水を含みにくい」などの優れた特徴を持ち、
何年経ってもその風合いの変化が少ないという石質が好まれ、
古くから墓石として使用されてきました。
また、墓石以外の歴史的建造物にも使用されています。
主なところでは、国会議事堂、赤坂迎賓館、大阪戎橋、愛媛県庁舎などがあります。
しかし、この大島石も最近では相当な量の原石が中国に送られ
日本向けの墓石として、加工されています。
この際に色目の悪い原石を、強い薬品を用いて表面処理を施し
見た目だけは比較的美しい大島石の墓石として製品化されます。
ある字彫り職人の体験では、こうして薬品処理を施された大島石は
本来の優れた特徴の一つである「硬さ」が損なわれ、
スカスカの状態で、安価な中国材の墓石にも劣るとのこと。
だが消費者は、れっきとした国産高級墓石材「大島石」の墓石として
それなりのお金を支払い購入しているのが現実です。
これは、決して珍しいことではなく
今現在も頻繁に行われている"ごまかし"の一つです。
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/
(第一石材) 2009年11月28日 15:52 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
中国産の墓石は大丈夫?②
中国における墓石の"ごまかし加工"は日本の石だけにとどまらず、
中国産石材や外国産石材にまでおよんでいます。
ただ、すべての石が"ごまかし"の対象となるわけではありません。
では、どんな石が"ごまかし"の対象となるのでしょうか?
それがまた、厄介なことに日本の石、中国産等に関係なく、
いわゆる「高級品」と呼ばれる石が"ごまかし"の対象となっています。
"ごまかし"にも、それなりの手間と経費がかかるため
採算がとれる高級石材が"ごまかし加工"のターゲットとなるのです。
消費者の方々にとってすれば、高いお金は払ったは、
製品は"ごまかし"だったはではまさにダブルパンチです。
「訴えてやる!」と言いたいところですが、
残念ながら、現在では規制する法律がありません。
したがって、販売する石材店側も"ごまかし"の有無に関する
保証を行っているところはほとんど無いといってもいいでしょう。
まさに、買った側が泣き寝入りをするしかないというのが現実です。
「国産墓石は本当に安心?」のコラムでもお話しましたが、
美しく見せるためだけに、薬品処理・熱処理・着色と
さまざまな方法で行われている中国における墓石の"ごまかし加工"。
では、実際に"ごまかし加工"が施されて、
引き起こされた事例を次回のコラムでお話しいたします。
~つづく~
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月27日 11:13 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
中国産の墓石は大丈夫?①
中国で加工・製作される国産(日本の石)墓石には
さまざまな"ごまかし"が施されているものが
あることは知っていただけたかと思います。
では、中国で造られている中国産石材や
その他の外国産石材の墓石は大丈夫なのか?
先ず、お墓に使用される「石」について考えてみますと、
石は自然の大地から採掘されるものなので、
日本の石だけが良くて、外国産の石は良くないということはありません。
中国、インド、ヨーロッパ、アフリカなどで
採掘される石にもすばらしい石はたくさんあります。
逆に、日本で採掘されるものでも
あまり良くない石もたくさんあります。
ということは、日本で造っても、中国で造っても
良くない品質の石では高品質の墓石はできないということになります。
では、何を以て「良い石」「良くない石」とするのでしょう?
やはり、お墓は永く使用するものだけに耐久性・美感性にすぐれ、
お墓を建てる場所の気候・風土に合った石が良い石と言えるでしょう。
ならば、問題解決!
中国で加工・製作された墓石でも「良い石」で造られたものなら安心!
日本で造られた高品質の国産墓石を選ぶ必要もないということになるはずなのですが...。
~つづく~
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月25日 15:52 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
国産墓石なら本当に安心?④最終話
では、中国で造られた墓石にはすべて
"ごまかし"の加工が施されているのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
中国・福建省には1,000を越える石材加工関連工場があり、
私も50回以上中国に出向き数多くの工場の視察をしてきましたが、
きちんとした製品管理のもとで"ごまかし"もなく
墓石の製作を行っている工場ももちろんあります。
では、そのことを一般消費者の方々はどこで確認されますか?
石材店に尋ねれば分かるのでしょうか?
現在では、大半の石材店が自社での墓石製作を行っておらず、
日本または、中国等で造られた製品を卸問屋等から仕入れ、販売しています。
食品等と同じく、メーカー→卸問屋(石材商社)→小売店(石材店)
という流通経路を経てお客様の「お墓」となるのが一般的です。
そうなると、中国のどこの工場で、どのような工程で造られたのかを
石材店に尋ねても分からない場合が多いでしょう。
卸問屋(石材商社)に確認してもらえば分かるかもしれませんが、
もし、"ごまかし"の加工をしてることを知っていたとしても、
その行為自体が現在では法に触れることではありません(道徳上はいかがなものか)ので、
「これは、ごまかしのお墓です」と言って石材店に卸すでしょうか?
では、国産の石でお墓を建てるなら
いったいどこで、どんな墓石を購入すれば安心なのでしょうか?
①日本の石に精通(物理的特性・産地の状況など)している石材店を選ぶ。
②良い原石を入手できるルートを持っている石材店を選ぶ。
③少々値段が高くても、日本国内で加工・製作された「純国産墓石」を選ぶ。
④原石名、採石丁場名、等級などが記載された
「産地証明書」を発行している石材店を選ぶ。
⑤どこの誰が造ったかが明記されている
「製造証明書」を発行している石材店を選ぶ。
⑥長期保証制度を設けている石材店を選ぶ。
①〜⑥の共通点はすべて「石材店選び」です。
いいお墓が出来るかどうかはは
石材店選びにかかっているといっても過言ではありません。
日本には,香川県「庵治(あじ)・牟礼(むれ)」、
愛知県「岡崎」、茨城県「真壁」の日本三大石材加工地があります。
このいずれかで造られたものならばまず間違いはないでしょう。
いずれも、卓越した技術を持つ石職人が妥協のない墓石造りを続けています。
安価で販売されている「国産墓石」には充分な注意が必要です。
中国で加工・製作された「国産墓石」(と称するもの)を購入した時点から
当たりはずれがあるものと覚悟をすべきでしょう。(当たりはは少ないが...)
~おわり~
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月24日 16:29 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
国産墓石なら本当に安心?③
お墓に使用する「御影石」と呼ばれる花崗岩は、
数千年前から数億年前(恐竜がいたころです)に
地球深部のマグマが表層でゆっくり冷やされて固まってできたものです。
その「御影石」にはいろんな鉱物が含まれ、
形成された時期・場所等により色・石目・特性もさまざまです。
そして、その組織はパズルのようにち密に結合されています。
日本の石職人たちは永い経験と匠の技で石の良し悪しを見極め、
色目や石目を合わせながら精魂こめて墓石を造ってきました。
それゆえに、「お墓」は高価なものとなりました。
1990年代に入り、福建省を主な拠点とした
中国における本格的な墓石製作が始まりました。
当初は、中国産の石のみを使用しての墓石製作でしたが、
次第に、インド、アフリカ、ヨーロッパなど、
世界中の石が中国に集められ墓石として製作されるようになりました。
日本の石職人が作る墓石と比較すると
技術的な面を含め根本的な違いがあると思いますが、
低価格であることもあり需要は中国で造られた墓石が主流となりました。
今では、日本で建てられるお墓の大半が中国で製作されているのです。
また、日本で製作すると形状が複雑なため
高い加工費を要する「デザイン墓石」なども
中国で製作することにより人件費コストが削減され
数多くの普及につながったことは評価できます。
こうして、お墓は以前に比べ安価で建立できるようにもなり、
墓石の形に関してもお客様からのさまざまなご要望にも
お応えすることができるようになりました。
だがやはり、日本の石は日本で加工・製作し、
中国の石を含む外国産の石は中国で造る、
という形が理想的であるようにように思われます。
しかし、なぜかその後、日本の石も中国に送られ
墓石として加工・製作されるようになったのです。
中国で墓石を製作することについては別に悪いことではありません。
だが、より一層のコスト削減と、利益追及のために、
あやゆる方法を用いて"お墓のごまかし"が行われるようになったのです。
しかし、中国におけるさまざまな"お墓のごまかし"については
2008年に問題になった「毒入りギョーザ事件」とはかなり性質が違います。
「毒入りギョーザ事件」は中国側で一方的に行われた事件に対し、
"お墓のごまかし"はコスト削減と利益追求のため
日本企業が主導となって行ってきたものです。
~つづく~
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月23日 09:28 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
国産墓石なら本当に安心?②
石は自然の大地から採掘されるもの。
したがって、美しい石目の部分、
またそうでない部分を含め様々な部分があります。
採掘された石のすべてが
製品として使用出来るものではありません。
キズや色むらなどがある部分を除いていくと、
全体の1割以下しか使えない石もあります。
これは、宝石と少し似たところがあります。
では、もし採掘された石の大部分が
製品として使えたならばどうでしょう?
...品質の良し悪しは別として、
安い値段で提供できることになりますよね。
そのため、中国における墓石の製作においては、
薬品処理、熱処理、着色など、あらゆる方法で
本来ならば使えないような石にも"ごまかしの加工"を施し
製品化されているケースも少なくありません。
ただ、墓石業界には、建築基準法や
食品衛生法のような規定法律がないため、
現行では処分の対象にはなりません。
そもそも、何のために日本で採掘された石を
運搬費用をかけてまでわざわざ中国に送り、
造る必要があるのかを考えてみてください。
墓石の加工・製作に関しては、
日本より中国の方が技術レベルが上なのでしょうか?
いいえ、目的はやはりコストダウンです。
日本の社会は、今や食品・衣類・日用品、
何をとっても中国製品抜きでは語れません。
これには、資源や人材、コストの問題を含め
社会全体がより安い品物を求める傾向にあることも
理由の一つに挙げられます。
墓石に関しても例外ではありません。
しかし、だからといって、"ごまかし"があっていいわけではありません。
~つづく~
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月21日 13:53 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
国産墓石なら本当に安心?①
お墓のイメージはもう出来上がっていますか?
いざとなると、品質やデザイン、価格や工事内容など、
疑問や不安でいっぱいのことと思います。
大切な家族をお祀りするためのお墓、
ましてや一生に一度建てるかどうかのものです。
今や中国産の墓石が主流となっていると聞くが、
ここは少し予算をアップしても
やはり安心感の高い国産の墓石にしよう、
という方も多くいらっしゃるでしょう。
では、国産の石なら本当に安心なのでしょうか?
...いいえ、そんなことはありません。
そもそも、この"国産"という表現がくせ者で、
この一言で一般の消費者の方は完全に安心しきってしまいます。
ところが、現在「国産墓石」と称し
販売されている墓石の中には、
日本の石を中国に送り、製品加工の後、
石材商社により逆輸入され、
石材店等により販売されているものが数多く存在します。
もしかすると、地域によっては日本国内で造られた
「純国産墓石」より多く流通されているかもわかりません。
別に、中国で造られた墓石が
すべて悪いというわけではありません。
問題は中国の多くの石材加工工場で行われている
"ごまがし"にあるのです。
~つづく~
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月20日 15:22 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
「ガンダム」の石碑?
「ガンダム」の石碑?があるとのこと。
それはどんなものなのだろう?
神戸市長田区の「鉄人28号」の石造りバージョンのようなものなのか?
誰が建てたのだろう?
町おこしなのか?
石材業の私としては興味津津で調べてみると、
「あるおばあちゃん作の短歌が彫刻された石碑?」とのこと。
まったくイメージが「ガンダム」とつながらない。
信州・小布施の雁田山の道沿いに
黒みかげ石で建てられている「ガンダムの石碑」には
こんな短歌が彫られています。
「ガンダムのテレビに見入る児は六才 戦死とはわれに問いたり」
いったい誰が何の目的でこの石碑を建てたのか?
小布施町役場の調べによると、
この石碑は平成元年4月に『短歌・道の会』という会の
16名の方々により建立されたものとのことです。
短歌の作者は市村かくさんという方で、
もうすでにお亡くなりになられているそうです。
会員の方は高齢者の方が多く、
他にも亡くなられた方がいらっしゃるようで、
これ以上のことは分からないそうです。
そんなわけで、なぞは深まるばかりの結末でした。
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
(第一石材) 2009年11月19日 14:46 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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