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社長ブログ 2009年11月アーカイブ

石材業界の流通事情

実は、これは石材業界の流通事情に原因があるのです。

従来は、本家採掘元である天山石材(田中正男社長)にて
採石されるものだけが「天山石」と呼ばれていましたが、
最近ではよく似た目合いで、同じ天山山系から採石される
椿石、富士みかげ、七山みかげなども
「天山石」と称して販売されているようですが、
厳密にいえば種類の異なる石種なのです。

天山山系で採石される天山石、椿石、富士みかげ、
七山みかげなどの原石を中国に送り、
製品となって日本に入ってくる時には
すべてが「天山石」として統一されています。

これは、日本の石材商社と中国側との
流通における取り決め事項となっているからなのです。

誤解しないでください。

「天山石」以外の天山山系で採石される石が
決して良くないというのではありません。

いずれもみなすばらしい石ばかりです。

ただ、「天山石」を含み「庵治石」「大島石」
などの日本の銘石は扱いが難しいため、
熟練の石職人が巧みの技にて石目や色目を
うまく合わせながら造ることによってはじめて
その石が持つ美しさを引き出すことができるのです。

基本的に中国で製作される墓石については、
コスト重視で考えるため、贅沢な原石の使い方をしなければならない
石目・色目合わせは行っておりません。

先ずは、いかに効率よく原石を使用するかが第一です。

そのため、パッチワークのような墓石に仕上がってしまうこともあるのです。

私ども第一石材では、本家採掘元・天山石材の採石場に出向き、
熟練の石職人が立ち会いの上、原石を厳選して仕入れることで、
「天山石」の中でも、最も上質な原石による製品加工を可能にしています。

もちろん、原石の切削・研磨から字彫りまでのすべてを
日本の石職人が手がけ造り上げる「純国産墓石」です。

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「天山石」もピンからキリまで!!

これは"ごまかし"と言えるかどうか分かりませんが、
以前に、岐阜県在住のKさんという男性から頂いたお電話の内容です。

Kさんは『当社ホームページ』内の私のコラム
"理想の墓石材「天山石」"をご覧になられてお電話を下さったのです。

「天山石」は佐賀県の天山山系から産出される九州が誇る日本屈指の銘石として、
最近では関西から関東にも、その存在を知られるようになりました。

青深く透明度の高い石目が特徴の天山石は、
極めて硬質で、国産石材でも1、2を争う低い吸水率を誇ります。

それゆえに、経年変化もほとんど見られないため、
墓石として使用するには最も適した石材の一つです。

Kさんは、この天山石にて亡父のお墓の建立を石材店に依頼されたのですが、
出来上がった墓石は各部材の石目・色目がバラバラで
素人の目から見ても違和感があるのが分かる位ひどいものだそうです。

Kさんは、この天山石の墓石が中国で造られることは
事前に石材店から聞かされており知ってはいたが、
まさかこんな墓石に仕上がるなんて思ってもみなかったとのことです。

そこで、Kさんは石材店に原石の「産地証明書」の発行を求めたところ、
間違いなく「天山石」であるとの産地証明書が発行されたが納得がいかず、
その石材店に製品を卸している石材商社(問屋)に
同じく原石の確認をしてもらったところ、
「七山みかげ」であるとの回答が帰ってきたのです。

あれっ? 販売した石材店では「天山石」、
製品を卸した石材商社では「七山みかげ」。

なんか不思議なはなしですね?

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中国における「大島石」墓石の"ごまかし"事例

四国・愛媛県の大島にて採掘される伊予の銘石「大島石」。

特に産地に近い関西・中国地方では香川県の庵治石と並んで、
「墓石といえば大島石」といわれるほどの信頼と支持を得るとともに、
今日では全国的に知られる高級墓石材となっております。

大島石は「硬い」「風化に強い」「変色しにくい」
「水を含みにくい」などの優れた特徴を持ち、
何年経ってもその風合いの変化が少ないという石質が好まれ、
古くから墓石として使用されてきました。

また、墓石以外の歴史的建造物にも使用されています。
主なところでは、国会議事堂、赤坂迎賓館、大阪戎橋、愛媛県庁舎などがあります。

しかし、この大島石も最近では相当な量の原石が中国に送られ
日本向けの墓石として、加工されています。

この際に色目の悪い原石を、強い薬品を用いて表面処理を施し
見た目だけは比較的美しい大島石の墓石として製品化されます。

ある字彫り職人の体験では、こうして薬品処理を施された大島石は
本来の優れた特徴の一つである「硬さ」が損なわれ、
スカスカの状態で、安価な中国材の墓石にも劣るとのこと。

だが消費者は、れっきとした国産高級墓石材「大島石」の墓石として
それなりのお金を支払い購入しているのが現実です。

これは、決して珍しいことではなく
今現在も頻繁に行われている"ごまかし"の一つです。


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中国産の墓石は大丈夫?②

~前のコラムからの続きです~

中国における墓石の"ごまかし加工"は日本の石だけにとどまらず、
中国産石材や外国産石材にまでおよんでいます。

ただ、すべての石が"ごまかし"の対象となるわけではありません。

では、どんな石が"ごまかし"の対象となるのでしょうか?

それがまた、厄介なことに日本の石、中国産等に関係なく、
いわゆる「高級品」と呼ばれる石が"ごまかし"の対象となっています。

"ごまかし"にも、それなりの手間と経費がかかるため
採算がとれる高級石材が"ごまかし加工"のターゲットとなるのです。

消費者の方々にとってすれば、高いお金は払ったは、
製品は"ごまかし"だったはではまさにダブルパンチです。

「訴えてやる!」と言いたいところですが、
残念ながら、現在では規制する法律がありません。

したがって、販売する石材店側も"ごまかし"の有無に関する
保証を行っているところはほとんど無いといってもいいでしょう。

まさに、買った側が泣き寝入りをするしかないというのが現実です。

「国産墓石は本当に安心?」のコラムでもお話しましたが、
美しく見せるためだけに、薬品処理・熱処理・着色と
さまざまな方法で行われている中国における墓石の"ごまかし加工"。

では、実際に"ごまかし加工"が施されて、
引き起こされた事例を次回のコラムでお話しいたします。

          ~つづく~

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中国産の墓石は大丈夫?①

前回までは国産の墓石についての話をしてきました。

中国で加工・製作される国産(日本の石)墓石には
さまざまな"ごまかし"が施されているものが
あることは知っていただけたかと思います。

では、中国で造られている中国産石材や
その他の外国産石材の墓石は大丈夫なのか?

先ず、お墓に使用される「石」について考えてみますと、
石は自然の大地から採掘されるものなので、
日本の石だけが良くて、外国産の石は良くないということはありません。

中国、インド、ヨーロッパ、アフリカなどで
採掘される石にもすばらしい石はたくさんあります。

逆に、日本で採掘されるものでも
あまり良くない石もたくさんあります。

ということは、日本で造っても、中国で造っても
良くない品質の石では高品質の墓石はできないということになります。

では、何を以て「良い石」「良くない石」とするのでしょう?

やはり、お墓は永く使用するものだけに耐久性・美感性にすぐれ、
お墓を建てる場所の気候・風土に合った石が良い石と言えるでしょう。

ならば、問題解決!
中国で加工・製作された墓石でも「良い石」で造られたものなら安心!
日本で造られた高品質の国産墓石を選ぶ必要もないということになるはずなのですが...。

               ~つづく~

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国産墓石なら本当に安心?④最終話

~前のコラムからの続きです~

では、中国で造られた墓石にはすべて
"ごまかし"の加工が施されているのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

中国・福建省には1,000を越える石材加工関連工場があり、
私も50回以上中国に出向き数多くの工場の視察をしてきましたが、

きちんとした製品管理のもとで"ごまかし"もなく
墓石の製作を行っている工場ももちろんあります。

では、そのことを一般消費者の方々はどこで確認されますか?

石材店に尋ねれば分かるのでしょうか?

現在では、大半の石材店が自社での墓石製作を行っておらず、
日本または、中国等で造られた製品を卸問屋等から仕入れ、販売しています。

食品等と同じく、メーカー→卸問屋(石材商社)→小売店(石材店)
という流通経路を経てお客様の「お墓」となるのが一般的です。

そうなると、中国のどこの工場で、どのような工程で造られたのかを
石材店に尋ねても分からない場合が多いでしょう。

卸問屋(石材商社)に確認してもらえば分かるかもしれませんが、
もし、"ごまかし"の加工をしてることを知っていたとしても、
その行為自体が現在では法に触れることではありません(道徳上はいかがなものか)ので、
「これは、ごまかしのお墓です」と言って石材店に卸すでしょうか?

では、国産の石でお墓を建てるなら
いったいどこで、どんな墓石を購入すれば安心なのでしょうか?

 ①日本の石に精通(物理的特性・産地の状況など)している石材店を選ぶ。
 ②良い原石を入手できるルートを持っている石材店を選ぶ。
 ③少々値段が高くても、日本国内で加工・製作された「純国産墓石」を選ぶ。
 ④原石名、採石丁場名、等級などが記載された
 「産地証明書」を発行している石材店を選ぶ。
 ⑤どこの誰が造ったかが明記されている
 「製造証明書」を発行している石材店を選ぶ。
 ⑥長期保証制度を設けている石材店を選ぶ。

①〜⑥の共通点はすべて「石材店選び」です。
いいお墓が出来るかどうかはは
石材店選びにかかっているといっても過言ではありません。
 
日本には,香川県「庵治(あじ)・牟礼(むれ)」、
愛知県「岡崎」、茨城県「真壁」の日本三大石材加工地があります。

このいずれかで造られたものならばまず間違いはないでしょう。

いずれも、卓越した技術を持つ石職人が妥協のない墓石造りを続けています。

安価で販売されている「国産墓石」には充分な注意が必要です。
中国で加工・製作された「国産墓石」(と称するもの)を購入した時点から
当たりはずれがあるものと覚悟をすべきでしょう。(当たりはは少ないが...)

              ~おわり~

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国産墓石なら本当に安心?③

~前のコラムからの続きです~

お墓に使用する「御影石」と呼ばれる花崗岩は、
数千年前から数億年前(恐竜がいたころです)に
地球深部のマグマが表層でゆっくり冷やされて固まってできたものです。

その「御影石」にはいろんな鉱物が含まれ、
形成された時期・場所等により色・石目・特性もさまざまです。

そして、その組織はパズルのようにち密に結合されています。

日本の石職人たちは永い経験と匠の技で石の良し悪しを見極め、
色目や石目を合わせながら精魂こめて墓石を造ってきました。

それゆえに、「お墓」は高価なものとなりました。

1990年代に入り、福建省を主な拠点とした
中国における本格的な墓石製作が始まりました。

当初は、中国産の石のみを使用しての墓石製作でしたが、
次第に、インド、アフリカ、ヨーロッパなど、
世界中の石が中国に集められ墓石として製作されるようになりました。

日本の石職人が作る墓石と比較すると
技術的な面を含め根本的な違いがあると思いますが、
低価格であることもあり需要は中国で造られた墓石が主流となりました。

今では、日本で建てられるお墓の大半が中国で製作されているのです。

また、日本で製作すると形状が複雑なため
高い加工費を要する「デザイン墓石」なども
中国で製作することにより人件費コストが削減され
数多くの普及につながったことは評価できます。

こうして、お墓は以前に比べ安価で建立できるようにもなり、
墓石の形に関してもお客様からのさまざまなご要望にも
お応えすることができるようになりました。

だがやはり、日本の石は日本で加工・製作し、
中国の石を含む外国産の石は中国で造る、
という形が理想的であるようにように思われます。

しかし、なぜかその後、日本の石も中国に送られ
墓石として加工・製作されるようになったのです。

中国で墓石を製作することについては別に悪いことではありません。
だが、より一層のコスト削減と、利益追及のために、
あやゆる方法を用いて"お墓のごまかし"が行われるようになったのです。

しかし、中国におけるさまざまな"お墓のごまかし"については
2008年に問題になった「毒入りギョーザ事件」とはかなり性質が違います。

「毒入りギョーザ事件」は中国側で一方的に行われた事件に対し、
"お墓のごまかし"はコスト削減と利益追求のため
日本企業が主導となって行ってきたものです。

              ~つづく~

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国産墓石なら本当に安心?②

~前のコラムからの続きです~

石は自然の大地から採掘されるもの。

したがって、美しい石目の部分、
またそうでない部分を含め様々な部分があります。

採掘された石のすべてが
製品として使用出来るものではありません。

キズや色むらなどがある部分を除いていくと、
全体の1割以下しか使えない石もあります。

これは、宝石と少し似たところがあります。

では、もし採掘された石の大部分が
製品として使えたならばどうでしょう?

...品質の良し悪しは別として、
安い値段で提供できることになりますよね。

そのため、中国における墓石の製作においては、
薬品処理、熱処理、着色など、あらゆる方法で
本来ならば使えないような石にも"ごまかしの加工"を施し
製品化されているケースも少なくありません。

ただ、墓石業界には、建築基準法や
食品衛生法のような規定法律がないため、
現行では処分の対象にはなりません。

そもそも、何のために日本で採掘された石を
運搬費用をかけてまでわざわざ中国に送り、
造る必要があるのかを考えてみてください。

墓石の加工・製作に関しては、
日本より中国の方が技術レベルが上なのでしょうか?

いいえ、目的はやはりコストダウンです。

日本の社会は、今や食品・衣類・日用品、
何をとっても中国製品抜きでは語れません。

これには、資源や人材、コストの問題を含め
社会全体がより安い品物を求める傾向にあることも
理由の一つに挙げられます。

墓石に関しても例外ではありません。

しかし、だからといって、"ごまかし"があっていいわけではありません。

                ~つづく~  

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国産墓石なら本当に安心?①

この度、市営墓地に当選された皆様、
お墓のイメージはもう出来上がっていますか?

いざとなると、品質やデザイン、価格や工事内容など、
疑問や不安でいっぱいのことと思います。

大切な家族をお祀りするためのお墓、
ましてや一生に一度建てるかどうかのものです。

今や中国産の墓石が主流となっていると聞くが、
ここは少し予算をアップしても
やはり安心感の高い国産の墓石にしよう、
という方も多くいらっしゃるでしょう。

では、国産の石なら本当に安心なのでしょうか?

...いいえ、そんなことはありません。

そもそも、この"国産"という表現がくせ者で、
この一言で一般の消費者の方は完全に安心しきってしまいます。

ところが、現在「国産墓石」と称し
販売されている墓石の中には、
日本の石を中国に送り、製品加工の後、
石材商社により逆輸入され、
石材店等により販売されているものが数多く存在します。

もしかすると、地域によっては日本国内で造られた
「純国産墓石」より多く流通されているかもわかりません。

別に、中国で造られた墓石が
すべて悪いというわけではありません。

問題は中国の多くの石材加工工場で行われている
"ごまがし"にあるのです。

           ~つづく~  

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「ガンダム」の石碑?

gandamu.sekihi.jpg長野県の「栗の里」として知られる
"小布施"というところに、

「ガンダム」の石碑?があるとのこと。

それはどんなものなのだろう?

神戸市長田区の「鉄人28号」の石造りバージョンのようなものなのか?

誰が建てたのだろう?

町おこしなのか?

 

 

 

石材業の私としては興味津津で調べてみると、
「あるおばあちゃん作の短歌が彫刻された石碑?」とのこと。

まったくイメージが「ガンダム」とつながらない。

信州・小布施の雁田山の道沿いに
黒みかげ石で建てられている「ガンダムの石碑」には
こんな短歌が彫られています。

「ガンダムのテレビに見入る児は六才 戦死とはわれに問いたり」

いったい誰が何の目的でこの石碑を建てたのか?

小布施町役場の調べによると、
この石碑は平成元年4月に『短歌・道の会』という会の
16名の方々により建立されたものとのことです。

短歌の作者は市村かくさんという方で、
もうすでにお亡くなりになられているそうです。

会員の方は高齢者の方が多く、
他にも亡くなられた方がいらっしゃるようで、
これ以上のことは分からないそうです。

そんなわけで、なぞは深まるばかりの結末でした。

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宝くじに当たりやすい人、当たりにくい人?

11月24日から毎年恒例の
「年末ジャンボ宝くじ」が発売されます。

この冬の民間企業のボーナスは
昨年と比べ大幅に落ち込む見通しだけに、
前後賞と合わせ最高3億円が当たる年末ジャンボ宝くじに
期待をかけている人もいらっしゃるかも。

情報誌などにはよく、「数字の選び方」など
宝くじに当たりやすいノウハウが掲載されていますが、
はたして必勝法など存在するのでしょうか?

㈶団法人日本宝くじ協会では、
『宝くじ当選者白書(平成20年度版)』を公開しています。

その中でも「ナンバーズ」「ロト」の
100万円以上の高額当せん者1,795人にアンケートを取り、
強運の持ち主たちのデータをとりまとめた結果の中で
気になる項目が当せん者に多いイニシャルと星座です。

同協会によると、「名前・姓」の順で男性は「T.K」(3.3%)、
女性は「M.K」(3.6%)が当せん者に最も多いイニシャルだそうです。

そして当せん者の星座別では、男性では「水瓶座」(11.0%)、
女性では「魚座」(10.6%)がそれぞれトップという結果となっています。

反対に男性は双子座(6.5)、女性は蠍(サソリ)座(6.4)が最下位です。

つまり男性ならばイニシャルが「T.K」で「水瓶座」の人、
女性では「M.K」で「魚座」の人が最も当たりやすい人ということになります。

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日本のお墓の歴史③最終話

~前のコラムからの続きです~

明治時代に入ると家制度が国の基本となり、
家族単位のお墓が増えてきます。

同時に公園型の墓地が次々と造られるようになりました。

そして、戦後の昭和23年には
「墓地埋葬等に関する法律」(墓埋法)が施行されました。

これによって、お墓や埋葬に関する
ルールが細かく定められました。

それから4年後の昭和27年には
民間が運営する霊園が初めて開園しました。

現在では、昭和23年に墓埋法が
施行される以前からある自治会(村)墓地の他、
公営墓地、民営墓地、寺院墓地などがあります。

また、お墓の種類も伝統的な和型墓石から洋型、
さらには、故人の趣味や想いなどを表現した
自由な発想のデザイン墓石に至るまで多様化しています。

                         ~おわり~

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日本のお墓の歴史②

~前のコラムからの続きです~

その後、鎌倉時代から室町時代にかけて、
位牌と戒名が中国から伝わります。

その影響からか、位牌型の板碑や今日の墓石に近い
角柱型のものも造られるようになりました。

そして、江戸時代のはじめには
キリスト教禁制のため檀家(だんか)制度が制定されます。

これにより、すべての人が仏教寺院の檀家として組織されました。

そして、自分が所属するお寺で挙式を挙げ、
お墓を建てるようになります。

また、先祖供養の習慣もこの時代に定着していきました。

          ~つづく~  

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日本のお墓の歴史①

人類のお墓の歴史は太古の昔にさかのぼります。

これは数々の遺跡によっても証明されています。

日本でも縄文時代の遺跡として青森県の
三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)がよく知られています。

この遺跡では環状配石墓や土坑墓(どこうぼ)で
構成される墓列などが確認されています。

次の弥生時代には吉野ヶ里遺跡があります。

ここでは首長を葬る「墳丘墓(ふんきゅうぼ)」や
たくさんの「甕棺(かめかん)墓地」が見つかっています。

この弥生時代にお墓はどんどん大きくなっていき、
さらに次の古墳時代には仁徳天皇陵をはじめとする巨大な古墳が出現します。

しかし、大化の改新(645年)の翌年には
葬儀・墳墓を質素にしなさいという
「薄葬令(はくそうれい)」が出され、
その結果、それまでのような巨大古墳は造られなくなり、
高松塚やキトラ古墳のように、
内装に趣向をこらした古墳が造られるようになりました。

                ~つづく~  

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抜魂式の心得と僧侶への御布施

bakkonnsiki.jpgのサムネール画像お墓の建て替えや、竿石(○○家の墓などと彫刻している部分)に戒名等を彫刻する場合には、僧侶にお願いして「抜魂式(ばっこんしき)」の儀式を行って頂きます。

これは、地方によって呼び方も異なるようで、「魂抜き」「お性根抜き」とも呼ばれているようです。

抜魂式は工事に取り掛かるまでに墓所にて、一般的には親族のみで行い、法要が終わったら簡単な会食の席を設けます。

供養をお願いした僧侶には「御布施」(黄色と白の結び切り)をお渡ししますが、金額は一般的には3万円~5万円程度。

 

分からない場合は、直接僧侶にお尋ねしても問題はありません。

また、お寺の境内墓地ではなく、
霊園などに直接きていただいた場合には、
お布施とは別に5,000円~1万円程度の
「御車料」(黄色と白の結び切り、または白の金封)をお渡しします。

さらに、会食には僧侶をお招きするのが通例ですが、
出席されないこともありますので事前に
「御膳料」(黄色と白の結び切り、または白の金封)のご用意を。
金額は5,000円~1万円が目安です。

どうしてもお礼の気持ちを表わされたい場合には、
石材店の関係者にも「志」を用意されるといいでしょう。
こちらの金額は3,000円~5,000円が目安です。

なお、すべての工事が終わったら
「入魂式」「開眼法要」等の法要を行います。

ちなみに、墓所内の"霊標"に
戒名等を彫刻する場合は「抜魂式」は不要です。

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お墓選びは石材店選び!

この度の神戸市営墓地"秋の募集"に運よく当選された方には、
許可申請の書類手続きを経ていよいよお墓づくりです。

しかし、いざお墓を建てるとなっても
一般の方々にとっては分からないことばかりでしょう。

「お墓の費用はいくら位かかるのか?」
「中国の石は大丈夫なの?」
「石材店に行って尋ねれば詳しく分かるのかも知れないが、しつこく売り込まれたらどうしよう」

...などなど不安なことばかり!

ほとんどの方にとって、
お墓を建てるのは一生に一度あるか無いかのこと。
まして、安い買い物ではありませんので、
日用品等を買うのとはわけが違います。

けれど、分からないからといってきちんと考えないまま、
すべてを業者まかせにしてしまったばかりに、
後になって後悔する方も少なくありません。

お墓を建てるのは、家を買うのとよく似ています。
家は一生に幾度とない大きな買い物。
難しいことや分からないことばかりです。

だからといって、家を建てるとき、
誰かに勧められたからというだけで、
簡単に決めて買われるでしょうか?

住宅会社に任せっきりにして、ポンとお金を払われるでしょうか?

おそらく、そんなことはしないでしょう。

お墓も同じです。
お墓は何十年、何百年とそこにずっとあり続けるのです。

その場しのぎでとりあえず間に合えばいいというものではありませんし、
大切な方が永遠に眠る場所なのです。

私ども第一石材が加盟する(社)日本石材産業協会では、
皆様がお墓を建てる際に事前に知っておくと安心な役立つ情報を掲載した小冊子
「お墓選びは石材店選び・石材店に行く前に読む本」(非売品)を2008年9月に発行しました。

皆様が、お墓を建てたあと、深い満足感や幸福感に包まれるために、
順次内容を紹介していきたいと思います。

※「お墓選びは石材店選び・石材店に行く前に読む本」(日本石材産業協会・基準策定委員会発行)参照

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本日の神戸新聞・夕刊に掲載!

koubeshinnbun.cb.09.11.11.jpgのサムネール画像本日、平成21年11月11日(水)の
神戸新聞・夕刊「コミュニケーション・ボックス」に"市営墓地書類手続き代行"の記事広告が掲載されました。

【市営墓地書類手続き代行】

■すべて無料で作成
■14日より神戸市石材企業協同組合
■期限内に確実な書類を

神戸市営墓地に当選された方々に朗報です。墓石相談でおなじみの神戸市石材企業協同組合では、市営墓地に当選したものの手続きが複雑で記入の方法や改葬許可証の取り方などが分からない、という方に書類整備から申請書類の提出まですべて無料のサービスを実施します。

 

 

限られた期間内での書類整備は難しく、
行政機関とのやり取りも一般の方には大きな負担。

中には複雑な作業で期限に間に合わず断念された方も。

そんな残念な結果を招かないよう、
組合専属の行政書士が不備の無い書類整備を手伝ってくれます。

電話予約で時間も指定でき、
忙しい方には自宅での説明も可能。

また、墓石購入時の石材店が自由に選べるシステムも好評で、安心して相談できます。

難しい書類に悩むより、確実な書類作成を
同組合の代行サービスに依頼してみてはいかが。

期間は11月14日(土)~許可申請手続きの締め切り期限まで。

組合ショールームで開催。

【予約・問い合わせ】
 神戸市石材企業協同組合 フリーダイヤル☎0120・115588
 神戸市兵庫区永沢町2-1-19 
 受け付け午前10時~午後5時30分(土・日・祝日も受け付け中)

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「墓石」と「小錦」どちらが重い?

tennjihin.g614.JPGのサムネール画像写真の墓石は"8寸型2重台"と呼ばれる、
お寺の墓地などで見かける
ごく標準的な大きさの、高さ130㎝程のものです。

ちなみに、巨漢で有名なハワイ出身の
元大相撲力士「小錦八十吉」さんは、
身長187㎝、体重は現役時代の最高値で285㎏あったとのこと。

いくら墓石が重いといっても、
この程度の大きさのものではまさか285㎏はないでしょう?

...と、思われがちなのですが、
実はこの墓石...約650㎏もあります。

余談になりますが、物理的にみてみますと、
水の比重"1"に対して、人間は"0.923~1.002"と、
人により大きな差があります。

これは、人間の体を形成している骨の比重は"2.01"、
筋肉"1.085"、脂肪"0.92"とそれぞれが異なるからです。

...となると、比重"0.923"の人は水に浮きやすく、
"1.002"の人は沈みやすいという結論になります。(ホント)

つまり、筋肉質でやせている人より、
脂肪が多く太っている人の方が浮きやすいということです。

では、墓石に使用する通称「御影石」と呼ばれている花崗岩の比重は、
種類によって異なりますが、多くは"2.7"前後で、
「黒みかげ石」になると"約3.01"もあり、
人間のおよそ3倍もの重さになります。

お墓は重量のある石を積み上げたもの。
そのため地震に弱く、震度4クラスで倒壊するといわれています。

しかし、建築業界ではすでに当たり前の"免震"も
お墓にはほとんど施工されておりません。

第一石材では、阪神・淡路大震災クラスの
震度7に対応した墓石用免震システム
『安震はかもり®』による免震施工を採用しております。

問題の答えはズバリ!「墓石」でした。

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ピンクの御影石「G663」

g663.jpgのサムネール画像G663

産地:中国・福建省

【石材物性データ】
・見掛け比重  2.593t/㎥
・吸 水 率   0.195% 
・圧縮強度   118.26N/m㎡ 
・岩石分類    花崗岩

 

 

 

 

墓石に使用する花崗岩の総称「御影石」といえば、
ほとんどの方が「青みかげ」と呼ばれる
グレー系の石目模様の石材を思い浮かべるのでは...。

しかし、ここ十数年の間に洋型墓石やデザイン墓石といった
新しい形の墓石が次々と現われており、
お墓の形態は急速に変化してきました。

そして、墓石に使用する石材も国産石材だけにとどまらず、
中国をはじめ、インド、南アフリカ、ヨーロッパなど
世界中の石材を使用するに至っており、
その色も宝石と同様、赤系・緑系・茶系・黒系等と多種にわたります。

中国・福建省にて採掘されるピンク色の御影石「G663」は「中国桜御影」とも呼ば haradake.JPGのサムネール画像れ、
デザイン墓石の増加に伴い、建築材からの転用で使用されたのが始まりです。

明るい色調から特に女性に人気が高く、価格も比較的手頃です。

この「G663」は単体として使用するよりも、
他の暖色系の石材と組み合わせたツートーンの墓石の脇役として上手く使用すれば、
メリハリもあり、優しい温かみのあるイメージの墓石になると思います

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お酒飲むならどの宗教?

wain.gurasu.jpgのサムネール画像のサムネール画像

神道とお酒は切っても切れない関係。祭礼の際には必ずといってもいいほどお供えされるものであり、お供えされた御神酒(おみき)は神人共食といって参拝者もいただきます。

これに対し仏教では、「不飲酒戒」という規範があります。

しかし、日本では神道の影響もあって、僧侶でも酒を飲むようになり、また酒といわなければよいと考え「般若湯(はんにゃとう・酒の隠語)」と称して飲んだりしたようです。
 

キリスト教では基本的には飲酒を禁じていません。

ワインは「キリストの血」であるとされ、
パンと共に儀式には欠かせないものとなっていますし、
修道院ではワインやビールづくりなどが行われていました。

しかし、宗派によっては酒にたいする姿勢が異なるようで、
かつてアメリカで制定された禁酒法などは
厳格な道徳観念を持ったピューリタン(プロテスタントの一派)の
アルコール批判がもとになったものです。

現在でも「理性を奪う」として
酒を嫌うキリスト教徒は多いようです。

イスラム教では原則として酒を飲みませんが、
エジプトやトルコなどの国は比較的緩やかで、
酒屋やバーなども営業しています。
飲酒に関しては個人の判断に任されているようです。

※全国優良霊園・石材店ガイド(株式会社インデックス発行)参照

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神父と牧師

キリスト教の教会にいる人を
「神父」や「牧師」と呼びますが、その違いをご存じでしょうか?

これが意外に知られていないことで、
「神父」はカトリック(旧教)で神と信者とを仲介する人、
「牧師」はプロテスタント(新教)で教会の管理や信者の指導をする人です。

こうした呼び方の違いは、それぞれの聖職者の立場によります。

カトリックでは、司祭は父のように
信者の霊魂の世話をすることから、
英語圏ではファーザー(father)、
スペインやイタリアでも父を意味するパドレ(padre)と呼ばれています。
そこから、日本語では「神父」となりました。

一方、プロテスタントでは、
イエスの"我が羊(信徒)を牧(か)え"という言葉から、
「牧師」となりました。

その他、カトリックとプロテスタントの代表的な違いは、
カトリック は、「聖歌」 「ミサ」 「十字架にイエス」に対して、
プロテスタントは、「賛美歌」 「礼拝」 「普通の十字架」。

特に十字架に関しては象徴的に各派の考えの違いを物語っており、
カトリックでは、偶像崇拝が行われていますが、
プロテスタントでは行われていません

なお「懺悔(ざんげ)室」は、カトリックの教会にあり、
神父は信者の懺悔を聞くが、
その内容がいかなるもの(たとえ殺人であろうと)であっても口外してはならない...
という守秘義務があります。

一般的にはカトリックの方が戒律が厳しく、
洗礼などの儀式も大掛かりのようです。

ちなみに、「ローマ法王」はカソリックの頂点です。



■神父と牧師の主な違い

●神父
・カトリック(旧教)の司祭
・敬称は「神父様」
・結婚できない
・既婚者は神父になれない
・女性の神父はいない

●牧師
・プロテスタント(新教)で教会の管理や信者の指導をする人(司祭ではない)
・敬称は「牧師先生」
・結婚できる
・既婚者も牧師になれる
・教派によっては女性の牧師もいる

※全国優良霊園ガイド(株式会社インデックス発行)参照

キリスト教式墓石のことなら
「カトリック大阪大司教区」指定店の㈱第一石材へ

お布施は1回?2回?

kinnpuu.JPGのサムネール画像仏教では、お墓は建てるだけでは、ただの「もの」に過ぎないと言われています。

 新しくお墓が完成したら、僧侶にお願いして「開眼法養(かいげんほうよう)」の儀式を行って頂きます。

地方によって呼び方も異なるようで,「魂入れ」「入魂式」「お性根入れ」とも呼ばれているようです。

これは、"墓石"から"お墓"としての
宗教的な役割を果たすための場にするための法要です。

開眼法要を行なうことにより、
仏様の魂が墓石に入り、ただの「もの」から『仏塔』となります。

つまり、開眼法要を行なうことによって、
手を合わせるにふさわしいお墓となります。

僧侶とともに、ご親族などに参列してもらい法要を行ないます。
ご遺骨がある場合、多くは納骨法要と一緒に行ないます。

その際の僧侶へのお布施等ですが、
開眼法要は"お祝い言"の法要のため、
紅白の水引で結びきりの熨斗(のし)無しの金封(写真参照)を用い、
「御礼」としてお渡しするのが一般的です。

「御礼」の他、「御膳料」「御車料」をご用意します。

「開眼法要」を行う時期については、お墓の完成後に、
故人の四十九日、百カ日、回忌法要(一周忌・三回忌など)、
親戚縁者が集まりやすい仏事にあわせて営むことも少なくありません。

では仮に、「開眼法要」を「一周忌法要」と同じ日に行う場合、
お布施等は1回でよいのでしょうか?

いいえ!通常、この場合はそれぞれ別にご用意します。

回忌法要等は"お悔み言"の仏事なので、
黄白の金封を用い「御布施」としてお渡しします。

もちろん、「御膳料」「御車料」も開眼法要分とは別にご用意します。

「開眼法要」と「回忌法要」という全く異なる法要を、
便宜上同じ日に行うだけであって、
"お祝い言"と"お悔み言"、それぞれ別個のものになります。

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神戸市営墓地・書類手続き無料代行!

神戸市営墓地・ご当選者様対象
◆書類手続き、無料代行は組合へ!

●神戸市営墓地使用許可申請手続きを組合が代行。
●墓石購入時の石材店は自由に選べます。

【受付期間】11月14日(土)~許可申請手続き締め切り期限まで

平成21年度「秋の神戸市営墓地使用者募集」の
抽選会が11月10日(火)に行われます。

運よく神戸市営墓地にご当選された方々を
待ち受ける、申請手続きや審査...。

これが思いのほか複雑...ということを、
皆さまご存じでいらっしゃいますか?

審査のための書類を多数用意し、
期限厳守の中、行政機関を相手に、
書類整備から記入、提出までを行う必要があるのですが、
実はこうした作業は、一般の方々にとっては、
かなりの負担となっており、
結局その複雑さに嫌気がさし、途中で断念される方もあるほどです。

そこで、お墓づくりのプロ集団「神戸市石材企業協同組合」では、
専属の行政書士がお客様に代わり、申請書類の記入から整備、
そして神戸市への書類提出に至るまで、
許可申請手続き完了までの一切を無料代行させていただきます。

また、お忙しい方には、ご自宅までご説明にお伺いいたします。

神戸市営墓地の書類手続きは、
安心代行の「神戸市石材企業協同組合」にお任せください。

◆難しい手続きは専門家におまかせを!

【例えばこんな事】
・「墓園使用許可申請書」「誓約書」への記入。
・「改葬許可証」の取得方法と手順。
・「火葬許可証」を紛失した場合の対処法。
・「除籍謄本」「改正原戸籍謄本」が必要な場合と取得法。
・「同意書」の記入方法。
・墓地使用許可より前にお墓を建てたい場合。

【代行時にご用意いただくもの】
・当選のハガキ
・実印
・神戸市から届いた大きな封筒一式

■お問い合わせ:神戸市石材企業協同組合
フリーダイヤル 0120・115588 
        受付:午前10時〜午後5時30分(土・日・祝も受付中)

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三貴子の分治「神話から見る日本の原点⑨・最終話」 

~前のコラムからの続きです~

■三貴子(さんきし)の分治(ぶんち)

イザナギはたいそう喜び「私はたくさんの子を次々と成り立たせたが、
最後に三人の貴(とうと)い子たちを得ることができた」というと、
首飾りの玉をゆらゆら揺らしながら

天照大神に与えて「おまえは高天原を治めなさい」、

月読命には、「お前は夜の世界を治めなさい」、

スサノヲの命には「お前は海の世界を治めなさい」と、
それぞれに(分治を)任されました。

みなイザナギの言いつけ通り治めましたが、
スサノヲだけがそむいて治めず、
あごひげが胸まで伸びても泣き叫んでばかりいます。

その泣き方は青々した山が枯れ、
海河が干し上がるほど激しいものでした。

すると、まるでハエがうるさくドッとわき出したように
悪神があたりに満ちあふれ、わざわいが起こり始めました。

父神イザナギが「なぜ任せた国を治めずに泣きわめくのか」ときくと、
スサノヲは「私は亡くなった母さんが行った妣(はは)の国、
根の堅洲国(かたすくに)へ行きたくて泣いているのです」と答えました。

これを聞くと父神はたいそう怒り
「それならお前はこの国に住んではならん!」といって、追放されてしまいました。

なお、イザナギの大神は淡海(あふみ→近江=滋賀県)の
多賀神社に鎮座しておられ(まつられてい)ます。

            ............(以下は省略します)

※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より

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禊祓(みそぎはらい)と死穢(しえ)「神話から見る日本の原点⑧」 

~前のコラムからの続きです~

■禊祓(みそぎはらい)と死穢(しえ)

イザナギは「なんと穢(きたな)い国へ行っていたのか。
身体の禊(みそ)ぎをしなくては」といって、
筑紫・日向(ひむか)の阿波岐原(不明・あわきはら)に到り、
禊(みそ)ぎと祓(はら)いをしました。

そのとき身に着けたものを
脱ぎ捨てるたびに十二の神々が出来ました。

また中くらいの流れの瀬にもぐって身体をすすいだとき、
穢繁国(けがらわしきくに=黄泉の国)で触れた汚垢(けがれ)から、
渦々(まがまが)しく、よごれた二つの神が出来ました。

それで、そのまがまがしさを直す二神
「神直毘神(かむなほびのかみ)・大直毘神(おおなほびのかみ)」が出来ました。

また水底にもぐって身を清めたときに
海(わたつみ)の神・航海の神たちが出来ましたが、
海の神々は安曇連(あずみのむらじ)が先祖神として奉拝し、
航海の神々は墨の江(すみのえ・大阪住之江「住吉神社」)の三神です。

それからイザナギが左の目を洗ったとき天照大神(あまてらすおおみかみ)が、
右の目を洗ったとき月読命(つくよみのみこと)が、
鼻を洗ったときにスサノヲの命(建速須佐之男命・たけはやすさのをのみこと)があらわれました。

                     ~つづく~  

※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より

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黄泉の国「神話から見る日本の原点⑦」 

~前のコラムからの続きです~

■黄泉(よみ)の国

そこでイザナギは、千人でやっと引き動かすことが
できるほど大きな「千引石(ちびきいわ)」を
黄泉津比良坂(よもつひらさか)まで引き、入り口を塞ぎました。

そしてイザナギとイザナミの二神はその石を中にして向かい合い、
互いに最後の決別を告げました(「事戸を渡す・ことどをわたす」)。

イザナミは「愛する夫よ、こんな仕打ちをされるなら、
私はあなたの国の人を一日に千人、首を絞めて殺します!」と。

イザナギは「愛しい妻よ、お前がそうするなら、
私は日に千五百の産屋(うぶや)をたてるまでだ。

このため、人は一日にかならず千人が死に、
千五百人がかならず生まれるようになりました。

また、こういう訳でイザナミの命(みこと)のことを名付けて
「黄泉津大神(よもつおおかみ)」(あの世の大王・冥界の大王)と言うようになりました。

そして黄泉の坂を塞いだ石のことを「道反しの大神(ちかえしのおおかみ)」、
あるいは「塞ります黄泉戸大神(さやりますよみとのおおかみ)」と言います。

黄泉津比良坂は、今は出雲国(いずものくに)の伊賦夜坂(不明・いふやさか)と言います。

                     ~つづく~  

※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より

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