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社長ブログ 2010年3月アーカイブ
お墓と銀シャリ
六世紀に日本へ仏教が伝わると、お寺に「塔」という、新しいおシャカ様のお墓が建てられました。
お墓を意味する「塔」は古代インド語・サンスクリット語の「ストゥーパ」から来たものです。
中国では「卒塔婆(そとうば)」「卒都婆」などの字があてられ、
略して「塔婆」「塔」ともいいます。
ただ、塔婆供養に使用する今現在の板塔婆ではありません。
今から約2400年ほど前におシャカ様は亡くなられました。
当時インドでは仏教だけではなく、
他の宗教でもお墓のことをストゥーパと呼んでいました。
しかし、仏教を信じる人々にとってストゥーパは、
おシャカ様のご遺骨・仏舎利(ぶっしゃり)を納めたお墓であり、
供養と礼拝をする大切な場所だったのです。
日本へ仏教が伝わった頃のお寺の
三重塔や五重塔には必ず仏舎利が納められました。
鑑真和上は奈良の唐招提寺に、
弘法大師・空海は京都の東寺に、
中国から仏舎利を持ち帰って納めました。
しかし、本物の「仏舎利」はたいへん貴重なうえ限りがあり、
誰でもが簡単に手に入れることなどできません。
そこで、「法舎利(ほうしゃり)」といって、
仏舎利と同じ価値とされる「写経」を、
仏舎利の代わりにストゥーパに納めて供養をしてきました。
今でもその習慣が残っていて、
お墓に写経をおさめたりします。
中国や日本に伝えられた仏舎利は、
大きさも色も米粒に似ていたので、
お米を大切にする農業国日本では、
早くから、籾(もみ)を仏舎利の代用としました。
有名なのは、昭和28年(1953)に
奈良の室生寺弥勒堂の修理が行われた際に、
堂内の須弥壇の下や天井裏から発見された
全部で3万7387基もの「籾塔(もみとう)」です。
高さ6〜9㎝ほどの小さな木製の
宝篋印塔(ほうきょういんとう)の形をした籾塔の中に、
籾一粒(まれに二粒)がお経(宝篋印陀羅尼)を刷った紙に
包んで納められていました。
今でも、ご飯のことを「シャリ」とか「銀シャリ」といいますが、
もとは仏舎利からでた言葉です。
それほど日本人になじみがあったのです。
※写真は「籾塔」の工芸品です。
※小畠宏允著・石文化研究所発行
日本人とお墓シリーズ「石塔ってな〜に」より引用
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(第一石材) 2010年3月22日 12:34 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戒名と修行
戒名は法名(浄土真宗)、法号(日蓮宗)ともいわれ、
宗派によって呼び方が異なります。
戒名の"戒"とは、戒律のことを表し、
仏教の中で悟りを得るための修行としての実践徳目
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の1つである
「持戒(じかい)」のことで、戒律を守り反省することです。
では具体的に戒律を守るとは、
どういうことかといいますと、一般の男女の場合、
1. 殺生をしないこと
2. 他人のものを盗まないこと
3. 自分の妻または、夫以外の者と淫らな行為をしてはならない
4. ウソをついてはいけない
5. 酒を飲んではならない
という五戒があります。
これが修行が高まるにつれて、
十戒になり二百五十戒になり五百戒となっていきます。
こういう厳しい修行ののちに成道して
授けられる名を戒名といいます。
これが本来の戒名ですが、しだいに変わってきて、
その人の信仰の深さ、菩提寺への尽力の度合、
社会への貢献度などによって授けられるようになってきます。
したがって戒名は修行を積んで
生前に授けられるのが本来の姿ですが、
現在では一般的に死後に授かるようになっています。
つまり、死ぬことで煩悩が絶たれ、
たくさんの戒律を受けて成就したと見なされるからでしょう。
※五来 重著・株式会社 石文社発行
「わかりやすいお墓と仏事」より引用
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(第一石材) 2010年3月21日 16:38 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
極楽浄土の彼岸に渡るための修行
お彼岸とは「到被岸(とうひがん)」の略したもので、
文字通り彼岸へ到達するという意味です。
彼岸とは悟りの世界を意味し、
迷いや苦悩に満ちた
こちら側の岸(此の岸)に対して、
あちら側の岸(彼の岸)、
つまり極楽浄土のことを指しているのです。
これを、古代インドのサンスクリット語では
「パーラミータ」といい、漢字では「波羅密多」と書き、
仏教では修行を意味します。
では、どうしたら極楽浄土の岸へ渡れるのでしょうか?
仏教には「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の教えという、
菩薩が修行をする六つの大切な実践徳目があります。
1.布施(ふせ) 財物・おしえ・安心など、他人に施しをすること
2.持戒(じかい) 戒律を守り反省すること
3.忍辱(にんにく) 不平不満を言わず、苦難を耐え忍ぶこと
4.精進(しょうじん) 仏道を実践し、精進努力をすること
5.禅定(ぜんじょう) 精神を統一し、心を安定させること
6.智慧(ちえ) 真実を見きわめる知恵を働かせること
この中で最も重要なのが「智慧」です。
お経の中でも出てくる「般若(はんにゃ)」とは、
この「智慧」のことなのです。
こうした徳目は本来ならば、
毎日心がけるべきなのでしょうが、
日頃は忙しさにかまけて
なかなか実行できないというのが実状です。
そこで、せめて春と秋の
年に2回くらいは実践しようというのが、
お彼岸法要の意味です。
お彼岸にはご先祖様のお墓にお参りし、
日々の感謝の気持ちを伝えると共に、
「六波羅蜜」の教えを実行したいものです。
/////////////////つづく///////////////////
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(第一石材) 2010年3月20日 10:52 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
「お彼岸」とその意味?
春のお彼岸は「春分の日」を中心に
前後3日間を加えたもので、
「入り」「中日」「明け」の三つに分かれます。
「中日」には太陽が真東からでて真西に沈みます。
そのことから、この日に夕陽を拝むということは、
西方にある極楽浄土に向かって
拝むことになると言われており、
「中日」に夕陽を拝むと
特に功徳があると考えられているのです。
「彼岸」とは、"彼方(かなた)にある岸"
のことで、すなわち向こう岸です。
大きな海や川をはさんだその反対の
こちら側を「此岸(しがん)」といいます。
仏教では、2つの岸を、「悟り」と「迷い」の世界、
あるいは「極楽浄土」と「娑婆(しゃば)」に例えます。
わたしたちには、「あの世」と「この世」
という表現の方がよく分かります。
彼岸とは「到被岸(とうひがん)」の略したもので、
文字通り彼岸へ到達するという意味です。
彼岸とは悟りの世界を意味し、
迷いや苦悩に満ちた
こちら側の岸(此の岸)に対して、
あちら側の岸(彼の岸)、
つまり極楽浄土のことを指しているのです。
これを、古代インドのサンスクリット語では
「パーラミータ」といい、漢字では「波羅密多」と書き、
仏教では修行を意味します。
では、どうしたら極楽浄土の岸へ渡れるのでしょうか?
/////////////////つづく///////////////////
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(第一石材) 2010年3月18日 16:09 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
強引にその場で契約を迫る業者
このように、家族に相談させず、考える時間を与えない業者は要注意です。
素敵な好青年に見えたとしても、
強引な口調でセールストークを繰り返す
営業マンには注意が必要です。
押しの強い営業マンは
あの手このての手段手法で契約を迫ります。
しかし、言われるままに高いお金を出したところで、
満足できるお墓など完成するはずがありません。
少しでも「強引だな」と感じたら、
毅然とした態度できっぱりとお断りください。
特に、一人暮らしの高齢者や、
近くに身寄りがいない方の自宅を
しつこく訪問して強引にその場で
契約を迫る業者は非常に危険です。
後になって悲しい思いをしないために、
その場では返事をせずに、
家族や信頼できる知人に
相談してから決めるようにしてください。
※お墓選びは石材店選び「石材店に行く前に読む本」より引用
(日本石材産業協会・基準策定委員会発行/非売品)
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(第一石材) 2010年3月17日 11:10 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
お彼岸とそのルーツ?
ご先祖様に感謝の報告をするために、
お彼岸には「お墓参り」をする習慣があります。
「春分の日」と「秋分の日」を中心に、
前後3日間を加えた計一週間がお彼岸で、
仏教行事としては「彼岸会(ひがんえ)」ともいわれます。
「お彼岸」のルーツは平安時代にまでさかのぼります。
聖徳太子建立の大阪・四天王寺では、
お彼岸の中日に、真西に夕日が西門の石の鳥居の中に沈みます。
この鳥居が「極楽の東門」で、ここに入る夕日を拝み、
阿弥陀様の西方浄土へ極楽往生を願うという信仰が生まれ、
お彼岸は、「亡き人を弔い、極楽浄土を願う日」として、
様々な階層にまで広まりました。
四天王寺付近には今もその名残として
「夕陽丘(ゆうひがおか)」という地名が残っています。
「彼岸」とは、"彼方(かなた)にある岸"
のことで、すなわち向こう岸です。
大きな海や川をはさんだその反対の
こちら側を「此岸(しがん)」といいます。
仏教では、二つの岸を、「悟り」と「迷い」の世界、
あるいは「極楽浄土」と「娑婆(しゃば)」に例えます。
わたしたちには、「あの世」と「この世」
という表現の方がよく分かります。
しかし、大乗仏教では、苦しみや迷いの世界の此岸から、
迷いのない悟りの彼岸へ到達することを
「到被岸(とうひがん)」といって、修行を意味します。
これを、古代インドのサンスクリット語では
「パーラミータ」といい、漢字では「波羅密多」と書きます。
よく知られているお経、『般若心経』は
「摩訶般若波羅密多心経」の略です。
古代日本に中国から伝わった暦は
月の動きを基に作られた太陰暦でしたが、
農業国の日本では、太陽の動きで太陰暦を修正し、
一年の各月を正節と中気に分けた、
やはり中国の「二十四節気」がとても重宝でした。
冬至・夏至・春分・秋分・立春・立夏・
立秋・立冬・大寒などが二十四節気ですが、
この中に「彼岸」は含まれていません。
彼岸は「雑節」といい、二十四節気を補うために、
日本でもうけられた暦日の一つで、
土用・節分・お盆・節句・七夕なども雑節です。
よく「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、
春分・秋分の日はちょうど季節の変わり目にあたり、
農業では欠かせない大切な目安となる日です。
そんな大切な時だからこそ日本人は、
昔からご先祖様や、亡き人のお墓参りをしてきたのです。
自然や季節感を忘れがちな現代の人たちにとって、
「お彼岸」は、太陽(お天道さま)や
ご先祖様を思い起こすのに良い機会かもしれません。
家族そろってお墓参りをしながら、
自然の恵みとご先祖様のおかげで
今現在の自分と家族があることを、
心から感謝する日が、日本のお彼岸ではないでしょうか。
※小畠宏允著・石文化研究所発行
日本人とお墓シリーズ「お彼岸ってな〜に」参照
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(第一石材) 2010年3月14日 11:35 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
店舗や工場を見せたがらない石材店
マンションの一室を拠点にしているから悪いというわけではありませんが、店舗も工場も持たない場合、
お墓を建てた後のアフターフォローも
何もしない可能性が高いといえます。
もし、完成直後に依頼した内容と違っていたら、
だれが責任をとってくれるのでしょうか。
お墓は建てた後に補修が
必要になることもあるのですから、
トラブルを避けるためには、
きちんと店舗を構えている石材店で、
実物や施工事例を確認してから契約するほうが安心です。
いろんな理由をつけて店舗、工場、事務所や、
墓所における施工現場などの見学を拒むのは、
見せられない、また見られたら困る理由があるからです。
そうした石材店は避けた方が無難です。
※お墓選びは石材店選び「石材店に行く前に読む本」より引用
(日本石材産業協会・基準策定委員会発行/非売品)
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(第一石材) 2010年3月 6日 15:48 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
墓地、墓石・石材に関するクレームアンケート
平成19年に消費者センターに対して行った
「墓地、墓石・石材に関するクレームアンケート」には、
次のようなクレームが寄せられていました。
①「見積書を依頼しただけで、
契約していないのに経費を要求された」(60代男性)
②「訪問販売業者と墓石工事を契約したが、
工事が始まらず業者と連絡が取れなくなった」(70代男性)
③「夫が亡くなりお墓を購入した。
墓石の契約もしたが、
彫刻文字などの詳細は決めていなかったのに
勝手に彫られてしまった」(40代女性)
④「寺の紹介で業者と契約したが、
墓の寸法や色が依頼した内容と違う。
図面や見積書を要求したが出してくれず、
口約束だけで工事を始めた」(60代女性)
⑤法要に間に合うように契約して依頼したのに着工しない。
代金は半額支払い済みなのに
追加代金を請求されて困っている」(50代女性)
これらは、数多く寄せられたクレームのほんの一例です。
「お墓のことは何も知らないから」
「考えたくないことだから全部まかせてしまおう」
そう思って安易に信用し契約してしまったために、
後でさまざまなトラブルに巻き込まれています。
ちなみに、このアンケートで
「墓石・石材に対するクレーム」のうち、
最も多いのは次の3つでした。
1. 加工・施工不良
2. 解約・返金問題
3. 強引な勧誘に対する苦情
また、「墓地・霊園に対するクレーム」のうち
最も多いのは次の3つでした。
1. 解約・返金問題
2. 費用トラブル(墓地の管理費用、永代使用料など)
3. 強引な勧誘に対する苦情
お墓や石材店のことを、事前にまったく知らなかったために、
後で嫌な思いをしてしまうこともあるのです。
墓石を販売するのに特別な許可や免許は必要ありません。
やろうと思えば誰でも「にわか墓石業者」になれます。
しかし、そうした業者は販売が終われば事務所を閉鎖、
売りっぱなしで連絡がとれなくなることもめずらしくありません。
お墓を建てて、満足するか後悔するかは、
石材店選びによって決まります。
信頼できる石材店をご自身でしっかりと見極めてください。
大変そうに思えますが、それほど難しいことではありません。
※お墓選びは石材店選び「石材店に行く前に読む本」より引用
(日本石材産業協会・基準策定委員会発行/非売品)
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(第一石材) 2010年3月 3日 16:18 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
