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社長ブログ 2011年7月アーカイブ
知らない人が損をする?「指定石材店制度」という仕組み
【あまりよく知られていない霊園の「指定石材店制度」】
■指定石材店制度とは?
現在、多くの民営霊園では「指定石材店制度」とよばれる、
墓所販売のためのシステムが採用されています。
一般の消費者の方々にとっては、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
この指定石材店制度とは、その霊園に墓所を購入してお墓を建てたいと思った場合には、
その霊園の指定された石材店のいずれかで、お墓を建てなければならないという決まりのことです。
つまり、指定石材店制度が採用されている霊園では、
お墓を建てるときにその霊園から指定された業者の中から、
自分のお墓のデザインや施工工事を請け負ってくれる石材店を選らばなければなりません。
指定業者の数は霊園の規模などによって違いますが、
数社から、多い所では二十数社にも及びます。
指定業者以外の石材店でお墓を建てることは認められておりません。
■霊園内の"待機所"
しかし、ここでひとつ注意が必要です。
ほとんどの霊園では、霊園を訪れた時に消費者側から石材店を指定したり、
特定の業者のチラシ(もしくは広告)を持参していったりしない限り、
霊園側で自動的に担当する石材店を振り分ける仕組みになっています。
霊園の見学に訪れて、墓所の購入を希望する消費者が、
その時点で数ある石材店の中から気に入った石材店を選んでお墓づくりを依頼する訳ではなく、
見学のために霊園を訪れたその瞬間に、消費者の意思に関係なく、
担当する石材店が自動的に振り分けられるのです。
多くの民営霊園には、霊園の維持管理業務や事務作業を行うための管理棟があります。
管理棟の中には、霊園のスタッフが常駐しているのが普通です。
また、霊園の敷地内には管理棟の他に、
指定業者の営業担当者が詰めておくための設備がある場合があります。
霊園の墓所が完売してしまえば営業担当者が常駐する必要がなくなるため、
そうした設備はプレハブのような簡易な物の場合が多く、
霊園によっては日除けテントの下に、
折りたたみ式の長机とパイプいすを置いてあるだけというところもあります。
管理棟の内部に営業担当者が詰めておくための部屋があるケースもあります。
■「ご見学ですか?」に注意
過去に霊園の見学をされたことのある方ならご経験がおありかと思いますが、
消費者の方々が霊園を訪れると、前述の"詰め所"から霊園の資料を持った営業マンが現れ、
「ご見学ですか?」と声をかけてきます。
そして「チラシはお持ちですか?」などと聞かれます。
この時に消費者側から石材店を指定したり、特定の業者のチラシを持って行かなかった場合、
声をかけてきた担当者の石材店が、自動的に見学者のお墓を担当することになります。(これを仮に「A石材店」とします)
この決定には消費者側の意思は関係ありません。
極めて一方的に決定されてしまうのです。
一旦、担当の石材店が決まると、消費者がその霊園にお墓を建てようとするとき、
お墓の施工を請け負うのは必ずA石材店となります。
工事の価格や墓石材の値段、お墓のデザインなどが気に入らず、
担当石材店を変更したいと思っても、指定石材店制度が採用されている霊園では変更は認められません。
A石材店と他の石材店を比較するために、相見積り(※)をとることも認められないのです。
消費者がどうしてもA石材店ではお墓を建てたくないと考えた場合、
もうその霊園に墓所を購入することは実質的に不可能になります。
A石材店と縁を切るためには、霊園そのものを変更しなければなりません。
これはとても不自然なことではないでしょうか。
※相見積り...複数の取引先などに同条件で見積りを提出させ比較すること。あいみつ。
【指定石材店制度の問題点】
ここで指定石材店制度が抱える問題点を、消費者側からみた場合について考えてみます。
●霊園の指定石材店名が、見学者から分かりやすい場所に明示されていない。
一部の民営霊園では管理棟の入口や霊園内に
指定石材店の社名が書かれたプレートや看板等を掲げている場合もありますが、
ほとんどの霊園では、石材店名が分からないように、社名が伏せられているのが現状です。
●来園した見学者を担当する石材店の順番が、売り手側の都合で事前に決められている。
先ほどでも述べたように、霊園内の待機所では各石材店の営業担当者が、
見学者の来園を待ち構えています。
そして、来園した見学者をどの石材店が担当するかは、
石材店同士で取り決めた順番によって決定されます。
そこに消費者側の意思は反映されません。
●霊園に参画している石材店の規模・力量・キャリア・実績にバラつきがある。
一つの民営霊園に参画している石材店は、数社から二十数社にもなります。
それらの石材店は、社長自らが石材の選定から製作・販売に至るまでをにない、
従業員が数人という小規模な会社もあれば、
全国チェーン展開をしている企業まで、その規模はさまざまです。
もちろん、それらの会社が作る墓石の品質や工事内容、営業マンの力量等もバラバラです。
なのに、それらが同等の資格を有しているところに問題があるのです。
●消費者の意思で担当の石材店を変更できない。他社と比較検討することも認められない。
売り手側の「順番」によって担当石材店が決まってしまうと、
その霊園ではその石材店以外の業者では、お墓を建てることができなくなります。
担当者の態度が悪い、知識が乏しい、説明が不明瞭、見積りの価格が不透明などの理由で、
消費者側が石材店を変更したいと希望しても認められません。
そればかりか、施工工事価格の違いや、墓石のデザインの優劣を他社と比較することすらできないのです。
【消費者庁の「6つの原則】
平成21年9月1日、新しい省庁である消費者庁が発足しました。
これは、消費者の観点から政策全般を監視する組織の実現を目指して設置された組織です。
新組織の設立にあたっては、消費者の立場を尊重した指導・監督を行うために、
以下の6つの原則が打ち出されました。
◆消費者庁が掲げる6つの原則
1.消費者にとって便利で分かりやすい。
2.消費者がメリットを十分実感できる。
3.迅速な対応。
4.専門性の確保。
5.透明性の確保。
6.効率性の確保。
この原則の注目ポイントは企業側に対して、消費者にとって利便性が高く、
メリットを十分に実感できる企業活動を目指すことを促そうとしている点でしょう。
消費者庁設置の必要性を訴えた福田首相(当時)も、平成20年1月18日の施政方針演説の中で
「これまでの生産者・供給者の立場からつくられた法律、制度、さらには行政や政治を、
国民本位のものに改めなければなりません」と述べています。
つまり、これまで供給者側(企業)の立場にたち、
既得権益を優先するというかたちで政策が展開されてきたことを反省し、
今後はより消費者側の視点に立ったやり方に転換していかなければならないということです。
このあらゆるサービスの基本的な前提である「消費者の視点に立つ」という観点から、
指定石材店制度というシステムを眺めた場合、
この仕組みは果たして消費者のためになっていると言えるでしょうか。
霊園に参画している石材店名を見学者の目につく場所に掲示しないことは、
消費者にとって「分かりやすい」でしょうか。
霊園見学に訪れた際に、業者側の都合で決められた順番で担当石材店が一方的に割り振られ、
変更も他社との比較検討もできないという現実は、
消費者が十分に「利益を享受している」と言えるでしょうか。
透明性や、建墓希望者にとっての効率性は確保されているでしょうか。
決してそうとは言えないでしょう。
むしろ、消費者にとっての不利益となってる側面が多いのではないでしょうか。
【御指定石材店制度に関するトラブルの実例】
民営霊園の指定石材店制度は、その制度の存在そのものが、
消費者に知られてない(あえて知らせていない?)ことから、
何も知らずに霊園の見学に訪れた建墓希望者がトラブルに遭うことも少なくありません。
ここでは、そんなトラブルの実例を紹介いたします。
■事例1 石材店が不満だが変更できない!
見学の際に一方的に割り振られた担当石材店の社長と営業マンの接客態度が悪い。
時間の約束を守らないなどの不手際もあり、石材店を変更したいと申し出たら、「それは無理だ。
どうしても嫌なら、もうここでお墓を建てることはできない」と言われた。納得できない。
□市内に住む40代の女性が経験された事例です。
石材店についての知識が無いまま、見学のために霊園を訪れたところ、
その「態度が悪い」業者が担当に決められてしまったということです。
その後、彼女はその霊園にお墓を建立することをあきらめたそうです。
■事例2 指定業者の見積もりが高額でびっくり!
石材店に勤めている親戚がいるので、自分のお墓はその会社で建てようと考えていましたが、
霊園の管理者から「指定業者以外は工事をしてはいけない」と言われた。
指定の業者で見積りをとったところ、非常に高額で驚いている。
□市内の霊園を見学されたという男性の事例です。
この男性の場合、事前に親戚が勤める石材店でお墓の見積りをしてもらっていたそうなのですが、
指定業者が見積もった金額は、その二倍近い金額だったとのことです。
なぜ金額にこんな開きがあるのか理解ができず、
また、他の指定業者との比較もできないので困り果てているそうです。
■事例3 デザイン墓石が建てられない!
オリジナルデザインのお墓を建てたいと考えていたが、
霊園の指定業者から「お墓の形はカタログに載せている3種類の中からしか選べない」と言われた。
自分なりのお墓のイメージを伝えたが、「うちではできない」の一点張り。
他の指定業者の中には、要望に応じてくれるところもあるようだが......。
□ある主婦の方から寄せられた事例です。
なんでもその石材店にはオリジナルデザインのお墓を提案できるスタッフがおらず、
また、使用できる石材の種類も限られているため、
彼女が希望するデザイン墓石には対応ができないと言われたそうです。
同じ霊園の中に入っている指定業者の中には、
オリジナルデザイン墓石の製作を得意としている石材店があることを後になって知りましたが、
業者の変更は認められず、事前に下調べをして行かなかったことを後悔しているということでした。
【トラブルに遭わないために......】
■指定石材店制度が存在する理由
なぜ多くの民営霊園では、指定石材店制度が採用されているのでしょうか。
それには霊園の開発や造成には億単位の多額の費用が必要なことから、
経営主体である宗教法人(通常は寺院)や財団法人だけでは資金がまかなえず、
複数の業者から援助を受けて開発がおこなわれることや、
霊園開発後の管理や運営面でも石材店のサポートが必要なこと、などの理由があります。
指定石材店制度があることによる消費者側のメリットとしては、
墓石用の石材や施工工事のことで何か問題が生じたときに、
当事者である石材店とともに、その業者を指定した霊園側にも責任を問える
(当事者のみによる話し合いではなく、霊園の経営主体も巻き込んだ協議ができる)ということもありますが、
前述でも指摘したように、消費者側から石材店を選ぶ権利を奪っていることや、
この制度の存在そのものが周知徹底されていないことによるマイナス面の方が大きいと言えるでしょう。
以下に指定石材店制度に関するトラブルを回避するための方法を挙げてみました。
①霊園に参画している石材店を(指定業者)を事前にチェックしておく。
霊園見学へ行く前に、電話での問い合わせやインターネットで霊園の指定業者を調べておきましょう。
意中の石材店があれば、見学の際にその業者に霊園へ同行をしてもらうか、
霊園内で待ち合わせるようにします。
②霊園見学の時に、名前・住所・電話番号などの個人情報を教えない。
霊園見学へ行くと、対応した業者の営業担当者が、
必ず名前や住所等を専用の用紙に記入するよう求めてきます。
その際、安易に個人情報を教えると、
その対応した営業マンの業者が担当石材店に決定されてしまいます。
③「おかしい」と感じたら、すぐに相談する。
霊園に参画している指定石材店各社の墓石の品質や工事内容、
営業マンの力量等にはバラつきがあります。
担当石材店と建墓を進めていく過程で、少しでもおかしいと感じたら、
すぐに霊園側に相談して解決を図りましょう。
※参考文献:「霊園ガイド・2011夏号」(株式会社六月書房発行)
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://pro.mbp-kobe.com/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の"いいお墓づくり"は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/
(第一石材) 2011年7月 9日 14:30 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
オリジナルデザインのお墓を建てるには?
近年はお墓も住宅と同様、個性的で美しいお墓を建てたいと希望される方が多くなっています。
旧来からの伝統的な和型三段墓だけではなく、和型墓石を、洋型墓石を、
それぞれにアレンジしたデザイン性の強いものが求められている傾向にあります。
一方、核家族化の進む現代では、一族のお墓というより、
一家の墓としてお墓を考え、故人の趣向を汲んだり、
家族の心を表現したものが多く建てられています。
生前に建墓するのであれば、自らの思いを反映したものであったり、
お墓からは家族の絆、家族の生きた証とした意味合いが強く感じられます。
また、宗教的なものからも解放され、自由な発想でお墓を建てることで、
墓石の形態はかつてなかったほど変化してきています。
それでは、オリジナルデザインのお墓(デザイン墓石)を
建てるまでの流れと各段階での注意点について説明いたします。
デザイン墓石を建てるには通常の和型や洋型のお墓と違い、
デザインの決定から石材加工・工事期間を含め最低3ヶ月程度はかかりますので、
「一周忌に合わせて納骨したい」などの希望があるときははやめに計画をたてることが大切です。
①予算を決める。
【お墓にかかる費用内訳】
1.墓地使用料(永代使用料)
墓地の各区画ごとの使用料(宅地の土地の所有とは異なり、
墓地の場合は永代に渡り使用する権利の獲得であることに注意)。
2.年間管理費
霊園内の共用部分(参道・駐車場・トイレ・休憩室・水道設備等)の管理費。
各自の区画の清掃・管理等は含まれておりません。
年間管理費は建墓の有無にかかわらず、墓所の使用権を得たときから発生します。
▲神戸市立鵯越墓園から明石海峡大橋を望む
②霊園・墓地を決める。
【霊園・墓地を決める際のチェックポイント】
■できるだけ多くの霊園を見学すること。
■公営墓地か民営霊園か寺院墓地か?
・霊園・墓地により様々な使用制限(墓石や外柵の形状、寸法など)があるのでよく確認すること。
・特に寺院墓地の場合、デザイン墓石の建墓は難しいことが多い。
■霊園・墓地内の雰囲気はどうか?
・明るい、静か、落ち着きがあるなど。
■自宅からの距離・交通の便、所要時間等を事前に調べること。
・バスの本数も調べること。
・お盆・お彼岸の混み具合はどうか?
■トイレや休憩所、駐車場などの施設・設備が整っているか?
・水道設備や手桶の装備なども確認すること。
・送迎バスや、園内巡回バス等の有無も確認すること。
■墓石購入時の石材店は事由に選べるのか?
・指定石材店制度がある場合はその石材店の名前と数を調べておくこと。
■墓所使用料(永代使用料)と年間管理費の金額。
・区画面積ごとの墓所使用料を調べること。
■墓地使用規定をよく読むこと。特に注意する点は、
1.使用権を取り消される場合についての規定や、外柵工事及び建墓工事の期限はいつか?
2.使用期限付きの墓地かどうか?
3.生前でも購入できるかどうか?
.........など。
▲石材店に行く前に読む本 「お墓選びは石材店選び」(無料進呈中!)
③石材店を選ぶ(石材店担当者との面談)
【石材店を選ぶ際のチェックポイント】
■公営墓地の場合は、石材店指定制度が無いので、どの石材店でも選べます。
■民営霊園の場合は、霊園が指定する「指定石材店制度」が多い。
・公営墓地・民営霊園のいずれにしても、石材店の社歴やデザイン墓石に精通しているか?
・すでに建てたお墓を見ることや、担当者の能力・姿勢等が石材店選びの判断材料になります。
【石材店担当者との打ち合わせ】
■予算を明示し、デザインの希望を伝える。
・この時点で、担当者がどこまでデザイン墓石に精通しているかをよく確かめること。
・石の特性についてや、デザインと機能面の両面からアドバイスを受けること。
・わからないことは納得のいくまで尋ね、疑問点を解消してから契約すること。
■お墓選び(特にデザイン墓石)は石材店選びにつきます。
・第一石材では只今「石材店に行く前に読む本」(日本石材産業協会発行)を無料進呈中!
ご希望の方は詳しくはこちらまでhttp://www.daiichisekizai.com/blog/2010/02/entry_686/
▲デザイン墓石のイメージデッサン
④デザインのイメージの具現化
通常、一般の方がお好みのデザインのお墓のスケッチや設計図を作成して、
石材店にデザイン墓石の制作を依頼するのは、かなり困難なことかと思います。
そうすると、お客様の考えておられるデザイン墓石のイメージを
いかに上手く石材店の担当者に伝えることができるかどうかで、
出来あがってくる三次元CAD図面や設計図が異なってきます。
さらに、いかにお客様が希望するイメージを上手く伝えても、
石材店担当者のデザイン的なセンスや設計技術レベルの違い等によっては、
完成度の高いデザイン墓石を建てることは難しいでしょう。
ほとんどの場合、デザイン墓石に精通しているお客様はいらっしゃいません。
したがって、お客様がお墓のイメージを考えるにあたって、
デザイン性・機能性・耐久性等のすべてに優れた墓石を設計することは困難を要します。
その時に、石材店の担当者側から適切なアドバイスが得られるかどうかによって、
出来上がってくるデザイン墓石のイメージや機能性に大きく影響します。
ややもすると、紋付き袴に蝶ネクタイ、といったイメージになりかねませんので注意が必要です。
▲意匠に優れた「デザイン墓石」347基を紹介した「デザイン墓石写真集Ⅱ」
【好みのデザインのイメージを伝える】
■石材店の過去の作品の中から、好みのイメージに近いデザイン墓石を探す。
・デザイン墓石の建墓実績数の多い石材店はサンプル数も多い。
■デザイン墓石専門書を参考にする(デザインの転用による意匠権の侵害に注意すること)。
・「デザイン墓石写真集Ⅱ」(株式会社六月書房発行):定価24,150円
・「思いのこもる美しい墓」(株式会社六月書房発行):定価1,680円
■漠然とした内容でも構わないので好みのイメージを伝える。
・角ばった形、あるいは柔らかい感じが好きなど。
■墓石本体以外に必要な付属品を決める。
・付属品の有無で全体のレイアウト、バランスが変わってきます。
【デザインのコンセプトがあれば伝える】
■故人の趣味・人柄、お墓の承継者の方の希望も加味してイメージを膨らませる。
例えば、
・ゴルフの好きな人だったら...
ゴルフボール型の花立て、キャディーバッグ型の石碑
・お花の好きな人だったら...
石碑にお花の彫刻を施したり、墓所内にガーデニングスペースを作る。
・自然体の生き方をした人だったら...
石の表面は磨かずにタタキ仕上げで質感を出す。
............など。
■第一石材では、只今「デザイン墓石写真集Ⅱ」を無料貸出中です。
・デザイン墓石をお考えの際のイメージ作りとしてたいへん役立つ一冊です。
「デザイン墓石写真集Ⅱ」貸出について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/blog/2009/08/entry_420/
▲お墓によく使われる石種一覧
⑤デザイン墓石に使用する石材の決定
■墓石に使用する石材は国産から外国産まで100種類以上あります。
・ご予算やお好みに応じて展示場の墓石や石見本の中から選びます。
・小さい見本だけでは全体のイメージが掴みづらいので、
石材店に墓石ショールームや展示場が無い場合は、
同じ石種で建てられた実際のお墓を見に行くと良いでしょう。
■デザイン墓石に似合う石材を選ぶ。
・着物に似合う色柄や、洋服に似合う色柄があるように、
デザイン墓石に似合う石とそうでない石があります。
・ツートーンのデザイン墓石を考えておられる場合は、
しゃれた配色になるよう石材店の担当者と相談しながら石種を決定してください。
▲吸水率の高い石は水シミが残ります。
■良い石の条件
1.硬くて粘りがある
・柔らかい石は加工はしやすいが、キズや欠けが生じやすく耐久性に乏しい。
・硬い石は磨きによる光沢が美しく、ツヤ持ちが良い。
2.水を吸わない
・吸った水が凍結することによる膨張により、石の組織が徐々に破壊され風化につながりやすい。
3.変色しにくい
・石材に含まれている含有物や環境により、激しく変色するものもあります。
■石以外の素材との組み合わせ
・ステンレス、真鍮、強化ガラス等との組み合わせも可能です。
▲完成のイメージがつかみやすい三次元CAD図面
⑥お墓のデザインを決める
【デザインの決定】
■お好みのイメージやデザインのコンセプトを石材店の担当者に伝え、デザインを決めていく。
・言葉だけではなくスケッチや模型、他のお墓の写真などの資料を使うとわかりやすい。
■霊標(墓誌)、花立、香炉、ローソク立て等の付属品をどうするかを決める。
・花立を通常の一対か?一つにするか?
・霊標、ローソク立ての有無?
■完成のイメージがわかるデザインパターンを作ってもらう。
・平面図、立面図だけではなく、使用石種をイメージしたカラーの三次元CAD図面を作ってもらうとより一層完成のイメージがつかみやすい。
▲デザイン書道家揮毫の文字を彫刻した墓碑銘
【墓碑銘を考える】
■「○○家」と家名を刻字する。
・建墓を依頼する石材店が書家直筆の文字を使用しているのか?
それとも、コンピュータの毛筆書体を使用するのかを事前に確認しておく必要があります
(コンピュータにて作成された毛筆書体はかなり味気ないように思います)。
・別途料金は必要になりますが、映画・ドラマの題字や、
商品パッケージの文字などを手掛ける「デザイン書道家」に揮毫を依頼する。
・縦組み之文字にするのか、横組みにするのか?
・デザイナーズフォントの中から書体を選ぶ。
■お好きな言葉を刻字する。
・故人が好きだった言葉や、家族から故人へ贈る言葉など。
・建墓を依頼する石材店が書家直筆の文字を使用しているのか?
それとも、コンピュータの毛筆書体を使用するのかを事前に確認しておく必要があります
(コンピュータにて作成された毛筆書体はかなり味気ないように思います)。
・別途料金は必要になりますが、映画・ドラマの題字や、
商品パッケージの文字などを手掛ける「デザイン書道家」に揮毫を依頼する。
・自筆の文字を使用する。
・縦組み之文字にするのか、横組みにするのか?
・デザイナーズフォントの中から書体を選ぶ。
【お墓のデザインを考える上での注意点】
・霊園ごとに設けられた墓石建立規定(外柵・全体の高さ、配置、付属品の高さなど)
をクリアしていれば、どんなデザインのお墓でも自由に建てられますが、
そのお墓が個人墓なのか、子孫にも入ってもらうお墓なのかによって、
デザイン・墓碑銘の選び方が変わってきます。
▲「縁彫り(ふちぼり)」による墓碑銘文字の彫刻
⑦墓石各部の加工方法の決定
【加工方法の決定】
■墓石の加工方法
・石の表面を良く磨いてツヤを出す「本磨き」加工。
・完全に磨き上げる「本磨き」ではなく、つや消しのイメージに仕上げる「水磨き」加工。
・「タタキ仕上げ」にして、石の持つ自然な質感を出す。
■墓碑銘の加工方法
・花柄などのレリーフ(浮彫り)を施す。
・中国伝統の手加工彫刻手法「影彫り(かげぼり)」にて、風景や人物の写真を表現する。
・象嵌(ぞうがん)技法を用いて花柄等の図柄を表現する。
・ブロンズやステンレスのオーナメントを使用する。
・切絵のようにカットした図案をサンドブラスト工法により彫刻する。
■墓碑銘文字の彫刻方法
・従来から、多くの墓石に用いられている「丸彫り」。
・「薬研彫り」「浮かし彫り」「縁ほり」などの特殊彫り。
・彫刻した文字へのペイントはどうするか?
▲「蝶」の図案にて滑り止め加工を施したフロア
■階段やフロア部分の滑り止め加工の方法
・従来からの「タタキ仕上げ」にて加工する。
・お好みの図案を選び、サンドブラスト彫刻を施す。
・好きな風景や、思い出の写真などを「影彫り」にて表現する。
【施工方法の確認】
■基礎工事について
・基礎工事には「布基礎」「べた基礎」など様々な工法があります。
・建墓を依頼される石材店がどのような工法を用いているのかを確認すること(建築基準法のような規定法律はありません)。
▲震度7に耐える墓石用免震システム『安震はかもり®』
■地震対策について
・地震の多い日本においては、お墓の地震対策も重要な問題です。
・実際にはほとんど効果が無いものもありますので慎重にお選びください。
■部材の接着について
・従来からのモルタルによる接着工法。
・石材専用接着剤を使用(耐震効果に優れたものもあります)。
■お手入れのしやすさについて
・防汚・防水効果に優れたコーティング処理。
・雑草の生えない土を使用。
※墓石の加工技術が向上し、多彩な表現が可能になりました。
彫刻の種類も豊富にありますので、石材店の担当者とよく相談してください。
▲様々なカタチのデザイン墓石を展示の「墓石ショールーム」
⑧石材店との契約・施工・完成
【石材店との契約】
■見積書をもらう。
1.契約書とは別に詳細を期した見積書を必ずもらう。
・内訳は石の代金(使用石材の種類と量により決まります)。
・デザイン料は通常の場合はかかりません。
・よほど複雑な形状の場合には、別途加工費がかかる場合があります。
2.設計図をもらう。
・使用石種のカラーで作成した、完成イメージの三次元CAD図面をもらう。
・詳細寸法を記載した正面図・平面図・側面図等をもらう。
3.支払方法の決定
・現金支払いまたは、長期分割払い(クレジット契約による金利が発生します)。
・現金支払いの場合は、契約時・完成時の二分割払いが一般的です。
■製作日程、工事工程の確認
1.基礎工事から建墓に至るまでの日程を確認すること。
2.彫刻文字・家紋の確認方法はどうするのかを確認すること。
3.完成日を確認すること。
4.開眼・納骨法要の立会いについて。
5.開眼法要時のお供物・供花・備品等の準備をしてもらえるの?
6.霊園事務所への各書類手続きを代行してくれるのか?
■アフターサービスについて確認すること。
1.墓所での工事工程の写真を撮影してもらえるのか?
2.「原産地証明書」発行の有無。
・特に国産石材を使用した場合には、日本で製作されたものかどうかを確認すること
(国産墓石と称されているが製作は中国で行われているものが多い)。
・日本で製作された国産墓石ならば、「国内製造証明書」を発行してもらうこと。
3.保証期間の確認と保証の範囲について。
▲日本の石を日本で製作した証、「国内製造証明書」
【製作・施工がはじまってからは】
■彫刻文字・家紋等に間違いがないか?
・故人の戒名・没年月日や建立者の名前。
・家紋は口頭で伝えるのではなく、石材店に実際の家紋を提示する方が良い。
(風呂敷、ふくさ、郷里の墓石の写真など)
■時間に余裕があれば、墓所に足を運び、途中経過を確認する。
・行くことができない場合は細部にわたり写真撮影をしてもらうこと。
【引渡(検品)】
■石種、形、付属品の種類等に間違いはないか?
■彫刻文字・家紋に間違いはないか?
※引き渡し後のクレームはトラブルとなることが多いので、
引渡時に検品をしっかりと行い、契約内容と異なっている場合は申し入れをすること。
※参考文献:「思いのこもる美しい墓」(株式会社六月書房発行)
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
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神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
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神戸・兵庫・阪神間の"いいお墓づくり"は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
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(第一石材) 2011年7月 1日 15:53 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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