5つの約束 about_bnr.jpg アクセス 営業エリア 第一石材CM映像「お墓参りと就職編」
  • お墓のQ&A
  • お墓が出来るまで
  • 第一石材のこだわり
  • はじめての方へ
  • お墓を建てる

  • 原産地から選ぶ
  • 色から選ぶ
  • 価格で選ぶ

HOME > 社長ブログ お墓の情報満載!! > アーカイブ > 2012年9月アーカイブ

社長ブログ お墓の情報満載!! 2012年9月アーカイブ

手間ひまをかけてこそ喜んでいただけるお墓が出来上がるのです。

最近では何もかもが早くて簡単にという傾向にありがちです。

忙しさに追われている時の食事ならそれも仕方ありません。

しかし、お墓というものは一生に一度建てるかどうかのもので、
そこには、大切な方が眠る場所であるという特別な商品です。

そんな大切であるお墓も最近では手間ひまをかけず、
早く簡単に消費者に提供されている傾向にあります。

庵治・牟礼加-蓮華加工.jpg

香川県/庵治・牟礼のやくもの加工工場による蓮華加工


元来、お墓づくりというものは、
石工が切り出された原石をノミでかたちを整え、
砥石の番手を変えながら磨き上げていくという、
気の遠くなるような作業を繰り返しつくられてきました。

その後、切削機や自動研磨機など機械工具の発達で、
お墓の加工工程も随分と変わってきました。

別に機械化されたことが悪いことではありません。

逆に機械化されたことによって製品精度や
研磨の仕上がり具合が格段に進歩いたしました。

 

庵治・牟礼加工-自動研磨.jpg

 

香川県/庵治・牟礼の加工工場での自動研磨加工


研磨工程においては、石の表面を7~8種類のダイヤモンド砥石を使い
光沢が出るまで丁寧に時間をかけて磨き上げていきます。

しかし、日本の市場に流通している墓石の8割以上が中国でつくられているという現状で、
すべての墓石がこのような丁寧な工程でつくられているでしょうか?


私の知り得る限りでは、極めてごく僅かでしょう。

 

中国での研磨工程.JPG

 

中国の加工工場での手動研磨加工


中国の石材加工工場では日本のような高度な加工機械を導入している工場は少なく、
多くの工場では人海戦術にて製品加工を行っています。

自動研磨機を導入している工場であっても、
実際には稼働しておらず、手動研磨による加工をしているといった工場もあります。

なぜならば、加工機械の導入よりも、明らかに人件費の方が安かったのと、
自動研磨機で磨くよりも人力で加工・研磨をした方が早く仕上がるからです。

もちろん、その各加工の工程において薬品処理や着色などの
様々な「ごまかし加工」を行い、より一層手早く製品加工をしている工場もあります。


しかし、それらの事実は消費者の方々が知るよしもありません。

 

3次元CAD図面.jpgのサムネール画像

 

墓石完成イメージの3次元CAD図面

 

また、墓石や外柵の形状についても設計の仕方によって、
墓地での施工が簡単だったり難しかったりします。

たとえば、デザイン的に見て格好は良いが、施工に手間取る形状と、
デザイン的にもごく普通で、墓地での施工もしやすい形状の2種類があるとしましょう。

さて、お施主様から特別なご要望がない場合、提供する側の石材店としては、
同じ価格で販売するとすれば、どちらの形状にてデザイン・設計をするでしょう。

このような問題は、単に外観上だけの部分だけではなく、
ご遺骨を納めるカロートなどの見えない部分の構造においても言えることです。

こういった際にも、最近の風潮である早くて簡単な方法を石材店が選択するとしたならば、
お施主様に満足していただけるものとはほど遠いお墓が出来上がってしまうのですが、
残念なことに、一般消費者の方々でお墓に精通してらっしゃる方はほとんどいないため、
「まあ、こんなものか...」というかたちでお施主様も納得してしまうのです。

彫刻文字・図案レイアウト図面.jpgのサムネール画像 

墓石の形状に合わせて彫刻文字や図柄をレイアウト

これは、墓石の加工・施工といった部分だけではなく、
墓石に彫刻を施す文字等についても同様のことが言えるでしょう。

かつては、お墓に刻む文字といえば、書家が描いた直筆の文字を、
字彫り職人が彫り上げる、というのがごく当たり前の工程でした。

ところが、最近では墓石に彫刻する文字の業界専用ソフトもあり、
全自動字彫ロボットによる文字彫刻なるものも登場したり、
中国にて文字まで彫り上げて輸入されてくる墓石もごく当たり前の時代となりました。

いずれの文字を使用しているかは、
それぞれの石材店によって異なりますが、
出来上がったお墓をお施主様がご覧になられた際に、


「こんな文字だとは思わなかった...」


「もう少し文字を大きくして欲しかった...」


「文字と図柄のレイアウトが気に入らない...」


...などのトラブル事例を近ごろよく耳にします。


近年、洋型墓石やデザイン墓石などのオリジナル形状のお墓が増えるにつき、
墓石に彫刻する文字の大きさや位置などのレイアウトについても好みは千差万別です。

ましてや、グラフィックデザイナーなどのプロが行っているのではなく、
大半が石材店内部にて営業担当などが行うわけですからなおさらのことです。

こういった文字彫刻などのトラブルの要因は、
原寸大にてレイアウトを施した文字や図柄の原稿を
コピーしてお施主様にご提示するか、しないかだけの問題です。

しかし、原寸大にコピーをするとなると、
通常のコピー機ではA3サイズまでしか対応できないため、
当然コピーサービスのお店に足を運ぶ必要があります。

そうするとなれば確かに手間はかかるでしょうが、
この段階ならば少なくとも前述のようなトラブルは、
事前に回避でき、いくらでも修正が可能なはずです。


日本経済はデフレ社会からなかなか脱却できず、
価格競争ばかりが先行しているとは言え、
お墓は代々にわたり長く使っていただくものだけに、
売り手側の都合だけを優先したデザインや設計をしたり、
加工・施工工程をすすめていくのではなく、
常に消費者側にたったお墓づくりが石材店には求められていると思います。


プロの料理人はお客様に料理を提供する際には
食材選びから器の選定、味はもちろんのこと、
盛り付けやもてなしなど、あらゆる面に細心の注意をはらっています。

石材店もお墓づくりもお墓づくりのプロのはずです。
手間ひまをかけてこそ喜んでいただけるお墓ができあがるのです。


【墓石建立可能地域】
・兵庫県・神戸市及び関西地方
・東京周辺の首都圏
・近畿地方
・中国・四国地方の一部
 



top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

お墓と宗旨・宗派⑥真言宗/高野山・金剛峯寺(和歌山県)

■お墓と宗旨・宗派①宗派について
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/200808/

■お墓と宗旨・宗派②法相宗/興福寺・薬師寺(奈良県)
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/220902/

■お墓と宗旨・宗派③華厳宗/東大寺(奈良県)
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/241430/

■お墓と宗旨・宗派④律宗/唐招提寺(奈良県)

http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/281614/

■お墓と宗旨・宗派⑤天台宗/比叡山延暦寺(滋賀県・京都府)
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/09/221247/

上記のコラムからのつづきです。


もともと7世紀頃にインドで成立した密教が
中国で整備されて真言宗という宗派になりました。

平安時代のはじめに弘法大師空海が中国に留学し、
真言宗をわが国にもたらし、独自の体系にまとめ上げたものであります。

 

弘法大師像.jpg        

弘法大師像

空海は帰朝後、高野山を創建して密教の根本道場とし、
さらには官寺(国家で運営する寺院)として創建された東寺(教王護国寺)を
朝廷から賜って密教寺院にしました。

空海の密教は当時の皇族や貴族の間で絶大な支持を受け、
瞬く間に普及しました。


平安時代の末には高野山の座主になった
覚鑁(かくばん)という高僧が空海以来の教義に異論をとなえたのです。

結局、その門下が空海以来の教義に忠実な高野山の保守派と袂を分かち、
鎌倉時代には紀州(和歌山県)の根来寺を根拠地として新たな流派をつくりました。

これが、新義真言宗と呼ばれるもので、
以来、それまでの高野山の系統は古義真言宗と呼ばれるようなりました。


鎌倉時代以降、庶民の間に仏教が広まると、
弘法大師伝説とともに庶民の間にも不動信仰などの密教の信仰が普及し、
真言宗は古義、新義ともに大いに盛況に向かいました。


今も成田山新勝寺などは正月には数百万人が押し寄せ、
他の真言宗の寺院にも多くの人が参詣されています。

また、真言宗のお寺では厄除けなどの護摩供養が行われ、
これも、多くの人々に支持されています。


時代とともに真言十六派と呼ばれるように
多くの流派に枝分かれしました。

 

高野山金剛峯寺・根本大塔.jpg 

高野山真言宗大本山/金剛峯寺・根本大塔

古義真言宗には高野山真言宗(大本山・高野山金剛峯寺)、
真言宗山階派(大本山・山階寺)、真言宗醍醐寺派(大本山・醍醐寺)、
真言宗御室派(大本山・仁和寺)、真言宗東寺派(大本山・東寺)、
真言宗泉涌寺派(大本山・泉涌寺)などがあり、
新義真言宗には豊山派(大本山・長谷寺)と智山派(大本山・智積院)、
新義真言宗(根来寺)があります。

 

須磨寺・山門.jpg 

 

真言宗須磨寺大本山/須磨寺・山門

現在では、真言宗十八本山となり、私の地元、兵庫県にも、
安産祈願で有名な宝塚市の中山寺(真言宗中山派・大本山)や
同じく、宝塚市にあり、「荒神さん」として人々に呼び親しまれ、
"かまど神"(台所など火を扱う所に祀られる神)として
飲食店の経営者の多くがお参りに行く清荒神清澄寺(真言宗三宝宗・大本山)、
そして、神戸市には、源平合戦ゆかりの須磨寺(真言宗須磨寺派・大本山)などがあります。


真言宗では「南無大師遍照金剛」と称えます。

「南無大師」は弘法大師のことで、宗祖弘法大師に崇敬の念を抱き、
それを称えることによってその加護に授かろうとするのであります。




          ~つづく~




※引用文献:日本石材工業新聞 第1908号

【墓石建立可能地域】
・兵庫県・神戸市及び関西地方
・東京周辺の首都圏
・関東地方
・中部地方
・北陸地方
・近畿地方
・中国・四国地方
・九州地方(沖縄、離島を除く)
 



top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

お墓と宗旨・宗派⑤天台宗/比叡山延暦寺(滋賀県・京都府)

■お墓と宗旨・宗派①宗派について
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/200808/

■お墓と宗旨・宗派②法相宗/興福寺・薬師寺(奈良県)
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/220902/

■お墓と宗旨・宗派③華厳宗/東大寺(奈良県)
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/241430/

■お墓と宗旨・宗派④律宗/唐招提寺(奈良県)
http://www.daiichisekizai.com/blog/2012/08/281614/


上記のコラムからのつづきです。


六世紀に中国の天台大師智顗(ちぎ・538~597)が大成した宗派で、
『法華経』を最高の教えと位置付け、その教えによって悟りを得ようとするものです。

中国の聖山、天台山を拠点としたことから、天台宗と言われます。


日本には平安時代に伝教大師最澄が伝えました。

最澄は『法華経』の教えを中心として、戒律、禅、密教、浄土教などを
融合した仏教を目指し、これを体系化いたしました。

ここに、日本独自の天台宗が誕生したのであります。

最澄の没後は慈覚大師円仁(第三代天台座主)や、
智証大師円珍(第五代天台座主)などの活躍により隆盛を迎えました。

円仁、円珍の二人はともに唐(中国)に10年ほど留学して、
特に密教を十分に学んできました。

その結果、天台密教が栄え、真言密教を凌ぐ勢いになったのであります。


しかし、円仁と円珍は教理面で解釈を異にし、
密教の作法などについても異なる点が多々あったのです。

そこで、二人の弟子筋の間には確執を生じ、
しだいに激しく争うようになりました。

そして、正暦4年(993)、ついに円珍の派閥の門徒たちは比叡山を下り、
滋賀県の園城寺(三井寺)を拠点といたしました。

以来、「山門派(さんもんは)」と「寺門派(じもんは)」という、
二流派に分かれることになりました。

比叡山延暦寺・根本中堂.jpgのサムネール画像

比叡山延暦寺の根本中堂


また、冒頭にて説明しましたように、
天台宗の教えは仏教のあらゆる教えを融合しようとするものであります。

したがって、最澄の時代から特定の宗派に関わらず、
多岐にわたる教典が比叡山に集められました。

比叡山に行けば『法華経』はもとより、
その他の多くの教典を閲覧することができ、
また、それぞれの分野においても良き指導者がいました。


そこで平安時代の中ごろからは多くの優秀な学徒が集まり、
比叡山はさながら仏教の総合大学の様相を呈しました。

浄土宗の法然や曹洞宗の道元、日蓮宗の日蓮など、
鎌倉時代に新たな宗派を開いた祖師たちの多くも
当時は比叡山で学んでいたのでした。

天台宗はまさに日本の仏教の根元としての
役割を果たしたと言っても過言ではありません。


天台宗は比叡山延暦寺を総本山とし、
現在、8,000あまりの寺院が所属しています。




        ~つづく~




※引用文献:日本石材工業新聞 第1905号

 

 

【墓石建立可能地域】
・兵庫県・神戸市及び関西地方
・東京周辺の首都圏
・関東地方
・中部地方
・北陸地方
・近畿地方
・中国・四国地方
・九州地方(沖縄、離島を除く)



top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

1

« 2012年8月 | メインページ | アーカイブ | 2012年10月 »

このページのトップへ