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社長ブログ お墓の情報満載!! 2016年3月アーカイブ

これでいいのか!?墓石業界!(7・最終話)ホテル業界から学ぶこと

以下のブログからの続きです。最初からご覧になってください。

(1)商売は面倒くさくて当たり前
(2)施工基準がない業界
(3)デザイン盗用なんて当たりまえ
(4)石材店ごとに石の名前が違うのはなぜ?
(5)石材の等級(ランク)に統一性がないのは何故?
(6)墓石の一部を中国で加工しても国内加工?


先日、弊社も加盟する日本最大の石材業界団体である、
(一社)日本石材産業協会の兵庫県支部理事会のため、
兵庫県北部の豊岡市にお邪魔させて頂いた際に感じたことです。

豊岡市と言えば、特別天然記念物のコウノトリを保護し、
自然回帰させる拠点である「コウノトリの郷公園」と、
全国生産の80%シェアを誇るカバンの製作においても有名です。

その豊岡市での会合の際に宿泊で利用させて頂いたのが、
JR豊岡駅から徒歩5分の所にある豊岡グリーンホテルモーリスさんです。


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このホテルは、2014年2月に新しくオープンしたビジネスホテルです。

いろいろなところでビジネスホテルに泊まる機会が多いのですが、
コスパも含めて、これといったホテルが中々ない中で、
このホテルは「かゆいところに手が届く」魅力的なホテルでした。


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随所に観葉植物が配置された落ち着いた雰囲気の1階ロビーには、
自由に使えるパソコンとプリンターに無料ドリンクサービスもあります。


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部屋は全てWベッドのゆったりサイズで、もちろんウォシュレット完備。


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各階のエレベータ前には、セルフですが、好みに合わせて選べる枕や、
ズボンプレッサー、空気清浄器、加湿器が並べてあります。


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当然、部屋にはユニットバスはあるが、やはりサウナ付きの大浴場が最高。
天然温泉でないのが残念ですが、15時から翌朝9時まで使えるのが嬉しい。


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大浴場の設備等も、ビジネスホテルとしては特筆もので、
入口や洗面台はバリアフリー設計のユニバーサルデザイン。


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そして、大浴場の入り口には、他の人のスリッパと間違えないように、
クリップが置いてあったり、浴室にはナイロンタオルも用意されています。

スリッパを間違えられるのは嫌ですし、普通のタオルじゃ泡立ちが悪いし、
顧客側が「こんなものがあったらなぁ...」と思うものがきちんと揃っています。


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朝起きると、ドアの前には新聞(無料)が置かれています。


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その他、長期の滞在者や定期的に利用する宿泊者向けに、
荷物を預かり保管してくれる、マイコンテナサービスや、
洗濯代行まで、細かいところまで気が利いているのが良いですね。


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ここまでのサービスに、バイキング形式の朝食がついて、
シングル朝食付きの値段は、5,724円(税別)です。

消費税を加えても、6,000円ちょっとです!


さすが、常々人に優しい商売をされているおおきた石材店さんのお膝元、
コスパ的に考えても、文句なしのサービスのビジネスホテルでしょう。
     

さて、本題です。


私たち石材店は、どちらかというと大きな金額を扱う商売です。


お墓を建立するとなると、何十万円~何百万円、
極めて高額なお墓なら、数千万円というものもあります。


霊標(墓誌)への追加文字彫刻にしても数万円は掛かります。


いずれにしても、数百円、数千円という注文はそんなにありません。
花立ての中入れや線香立など、各種付属品の販売くらいでしょう。

お客様から数十万円、数百万円という大きなお金を頂きながら、
はたして、それに見合うだけのサービスができているのでしょうか?

ひと昔前のお墓の建立といえば、地元の石材店にただ注文をするだけで、
石の種類や形に頓着することもなく、見積もりさえもありませんでした。

しかし、今や日本中があらゆるモノとサービスにあふれ、
情報化社会となった今日では、消費者は厳しい目でチェックしています。

石材店が考える「良い石」「良い加工」「良い施工」とは別の次元で、
消費者は石材店をチェックしているということを考える必要があります。



店舗や事務所、応接室や工場内がきれいに片付いているか?

展示場に並べられている墓石にホコリが溜まっていたりしないか?

各展示墓石に価格が表示されているか?

担当スタッフの対応や態度・身なり、そして人間性はどうなのか?

石やお墓の知識をはじめ、宗教的な知識が十分に備わっているか?

提示された見積り金額と商品内容との費用対効果に問題はないか?


などなど、今や消費者も様々なところでサービスを受け慣れているので、
商売人以上に厳しい目で観察されていると考えていた方が賢明です。

私たち石材店は、6,000円ちょっとの売上のお客様に対して、
豊岡グリーンホテルモーリスさんのようなサービスができるでしょうか?

その百倍以上の金額の商売をさせて頂いているにも関わらず、
お客様に対してぞんざいな扱いをしていないでしょうか?


ちょっと安いお墓の注文を受けただけでも愚痴を言う人がいる業界です。
しかし、6,000円ちょっとで、あそこまでのサービスをする業界もあるのです。

これからの石材店は、良いお墓づくりをすることは当然のことですが、
消費者が感動するサービスの提供も考えていく姿勢が必要ではないでしょうか。



           ~おわり~




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これでいいのか!?墓石業界!(6)墓石の一部を中国で加工しても国内加工?

現在、日本国内の市場に流通している「国産墓石」と称されるものには、
日本国内の石材加工工場で加工された「国内加工の国産墓石」と、
日本の石を中国に送り、中国の石材加工工場で加工され、
製品となった墓石を輸入販売している「中国加工の国産墓石」とがあります。


このいずれもが「国産墓石」と称して石材店で販売されています。


たとえ、中国で加工されたものであっても、材料となる石が日本の石なら、
「国産墓石」として販売しても、現行法律では全く問題がないのです。

多くの消費者は「中国産墓石は嫌だから...」「国産なら安心!」なんて思いで、
この事実を知らずに、中国加工の国産墓石を購入しているのです。


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その数は、日本で加工された「国内加工の国産墓石」よりもはるかに多く、
国産墓石と呼ばれるものの約80%が中国加工の国産墓石なのです。


※以下の関連ブログをご覧ください。
国産墓石と中国産墓石の研磨と加工精度


しかし、これだけインターネットが普及した情報化社会になってくると、
最近では、この事実を知っている消費者もだんだんと増えてきました。

そういった消費者は、中国で加工された国産墓石を敬遠し、
石材店に対し「国内加工の国産墓石!」としっかり希望されるのです。

これで、すんなりと消費者が望む墓石ができれば問題はないのですが、
なかなかそうはいかないのが、今の世の中の実情なのです。


そこには"販売価格"や"仕入れ価格"など、
常に「お金」の問題が絡んでくるからなのです。



「少々高くてもいいから、とにかく良いものが欲しい!」
なんていう人は、世の中にそう多くはいらっしゃいません。


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それとは逆に「安くて良いものが欲しい」という人は数多くいます。


消費者の方々も複数の石材店に見積もりを依頼する時代の中で、
石材店側も何とかして自社で販売したいという思いがぶつかります。


そうなると、製作コストを下げて、いかに安く売れるかを模索するのです。


国内加工と言ってもピンからキリまであります。
日本の石材加工工場でつくれば全てが良い製品とは限りません。



国内加工の国産墓石を自社で加工している石材店もあれば(少数ですが)、
産地の加工工場に直接製作を依頼している石材店もあります。


一般的な国産墓石の流通経路としては、一般消費者は石材店に注文する。

お客様から注文を受けた石材店は、石材商社と呼ばれる卸問屋に注文する。

そして、石材商社がどこかの石材加工工場に製品を発注する。

国産・中国産に限らず、多くはこのような流れで墓石はつくられるのです。


ちなみに、当社、第一石材では、中国加工の製品に関しては、
石材商社を通じて墓石製品を発注するのではなく、
取り扱い石種等に応じて厳選した9社の石材加工工場に依頼しております。

国産墓石の加工に関しては、日本三大石材加工地の一つである、
香川県「庵治・牟礼」の中でも卓越した技術を誇る加工工場を厳選して、
加工のすべてを日本の石職人の手でおつくりさせて頂いております。


相見積もりのため消費者から値切られた石材店は石材商社を値切る。

石材商社側も値段の安い工場を探して墓石の加工を依頼するしかない。

その結果、やはり値段なりの製品しか出来てこないが、
石材店側も安い製品を求めた以上、それは仕方ないので納得。

石材店は「どうせ、消費者は分からないだろうから...」と引き渡す。


確かに、建墓すぐの新しい時には、ほとんどの人は違いは分かりませんが、
値段の安い加工工場の製品は、やはりそれなりのものなのです。

しかし、競合他社との相見積もりを勝ち抜いて顧客にするためには、
少々製品精度が悪かろうが、突貫工事で工事工程を簡略化しようが、
とにかくコストを下げるしかないと考える石材店もたくさんあるのです。


ここまでなら、製品が悪かろうが一応「国内加工の国産墓石」です。


国内加工と中国加工の値段の大きな違いは「やくもの加工」です。


やくもの(役物)加工とは、墓石上部の陣笠や香箱、上台の亀腹やスリン、
あるいは、角花瓶型花立てなどの曲線加工や特殊加工のことをいいます。

これらは、切削から研磨、成形加工まで、さまざまな手法や工法、
さらには熟練した職人技が必要となり、職人技の見せ所となるのです。

これらの加工を日本国内で行うとなると、高額の別途加工賃が必要ですが、
中国加工の場合はほぼ無料、もしくはごく僅かの加工賃で済むのです。


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この国内加工の「やくもの加工」に掛かる別途加工賃を抑えるために、
やくもの加工の部材に関しては、中国の石材加工工場でつくり、
「国内加工の国産墓石」として販売されているものも数多くあります。


※詳しくは以下のサイトをご参照ください。
墓石の一部を中国でつくる『mix国産墓石』  


このように、墓石の加工に高いお金が掛かる部分を中国で加工して、
日本で合体させて一つの墓石となるものも「国内加工」として販売されています。

おそらく、このような一部を中国で加工した国産墓石に対しても、
国内で加工をした証しである「国内加工製造証明書」が発行されるのですから、
消費者からすれば、何を信用すればいいのか分かりません。

すべてを日本国内で加工した墓石だけが「国内加工」となるのか、
80%以上を国内で加工し、20%未満が中国加工でも国内加工と呼べるのか等、
墓石に関する日本の現行法律では「国産」の定義が明確に定められていません。

しかし、「墓石の全部を日本国内で加工します!」と言って販売していたのならば、
たとえ一部であっても、中国で加工するのは消費者に対する「ウソ!」でしょう!

競合他社との相見積もりの顧客をどうしても勝ち取りたいのか、
はたまた、常に利益最優先に商売を考えているのかはともかくとしても、
消費者に対するウソだけは絶対にあってはなりません。


お墓を販売するという仕事は、通常のモノを売る仕事とは違います。


仮に、消費者はだませたとしても、仏様にはお見通しですよ。



           ~つづく~




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これでいいのか!?墓石業界!(5)石材の等級(ランク)に統一性がないのは何故?

お客様から時々、以下のような質問がきます。

「大島石の“極上”で9寸神戸型の墓石をつくったら値段はいくら?」

「庵治石細目の“超特級”で9寸神戸型の墓石をつくったら値段はいくら?」

この、大島石の「極上」っていったいどの程度の石なんでしょうか?


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大島石の等級で業界内で一般的に使われているのは、
上から順に「特級」「1級」「二割」「カレイ」「二等」です。

ところが、これらの等級以外に「極上」もあれば、
「特上」「特A」なんてのも聞いたことがあります。

「極上」と「特上」と「特A」ならどれが一番良いのでしょうか?

さらには、新幹線じゃあるまいし、「超特級」なんてのもあります。

いずれも「特級」よりは上なんでしょうか?

または、特級クラスの石を勝手にこのような等級にしているだけなのか?


いずれにしても、一般消費者にとっては「まぎらわしい」の一言です。


大島石にしても、庵治石にしても、採石丁場が数十か所もあるので、
「どこの採石丁場で採れた、どのランクの石」という表記が適切です。


例えば「A5ランクの神戸ビーフ」のように!


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また、天山石に関しても、天山石材産(田中正男社長)と、
弟さんの田中直実石産(田中直実社長)の採石丁場で採れる石があります。

これもまた、お客様からのお問い合わせで、
「おたくは、田中の天山で9寸神戸型の墓石の値段はいくら?」


どちらも、「田中」なんですが...?(いとこなんですから)


これもまた、まぎらわしい!


このように、石材店によって石材の等級表記が異なる場合があります。


自社が提供する墓石の石を少しでもよく見せようとの思いなのでしょうが、
消費者側からすれば「まぎらわしい」「分かりにくい」というのと、
この等級が墓石業界のすべての共通等級(ランク)と思っている人もいます。

一般消費者が見積書を見た際にきちんと比較できるように、
業界統一の石材等級(ランク)の整備はできないものなのでしょうか。



              ~つづく~

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