5つの約束 about_bnr.jpg アクセス 営業エリア 第一石材CM映像「お墓参りと就職編」
  • お墓のQ&A
  • お墓が出来るまで
  • 第一石材のこだわり
  • はじめての方へ
  • お墓を建てる

  • 原産地から選ぶ
  • 色から選ぶ
  • 価格で選ぶ

HOME > 社長ブログ お墓の情報満載!! > アーカイブ > 今一度「お墓のデザイン」を考える!の最近のブログ記事

社長ブログ お墓の情報満載!! 今一度「お墓のデザイン」を考える!の最近のブログ記事

今一度「お墓のデザイン」を考える!(8・最終話)構造あってのデザイン「主役はご遺骨!」 (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

何のためにお墓を建てるのか?

以下のブログからの続きです。最初からご覧になってください。

(1)美しいだけではデザインと言えない!
(2)デザイン墓石は誰がデザインするのか?
(3)何故、プロがデザインしないのか?

(4)素人のデザインで意外と消費者は納得!
(5)知的財産に対する考え方
(6)デザインは全体のバランスが大切!
(7)やはり石材店選びが重要!


ここまで「お墓のデザイン」について色々と書いてきましたが、
そもそも、お墓っていったい何のために建てるのでしょう?


○「うちにもお墓があるが、ご先祖様のためじゃないの?」

○「亡くなった人を祀るための場所でしょう?」

○「家族が引き継ぎ、代々守っていくものだと思うけど...」


そうです、お墓は大切な家族やご先祖様をお祀りするところなのです。


そして日本人は、はるか昔から亡き人を長きにわたって供養し、
また、残された者の心のよりどころとしてお墓参りをしてきました。


○「喜びや悲しみをご先祖様に報告に行く」

○「迷ったときに心を落ち着かせに行く」

○「今自分がいることを感謝する」


このように、お墓はご先祖様と対話する大切な場所なのです。


ご遺骨や遺品などを埋葬してこそ「お墓」となる!

通常、お墓の中には、亡くなった方のご遺骨を埋葬します。

古いご先祖様の場合は、土葬で埋葬されていることも多く、
周辺の「お土」を採り、新しいお墓に納める場合もあります。


また、戦争や災害、事故などの原因により、ご遺骨がない方もいます。


その場合には、ご遺骨の代わりに遺品などを埋葬したりしますが、
「ご遺骨」が手元に無いということは、どれほど悲しいことでしょう。


本来は、遺品ではなく、ご遺骨を埋葬して供養をしたいのです!


お墓にご遺骨を納める場所を「カロート」と言いますが、
ここは、大切な方のご遺骨を納め、寝室となる場所なのです。


カロートにご遺骨を納めるためにお墓が必要なのです。


だから、「主役はご遺骨!」なのです。


そして、カロートは、主役である「ご先祖様の寝室」なのです。


主役の寝室にふさわしい構造のカロートであるべき!

お墓のカロートの構造は地域によって大きく異なりますし、
骨壺の大きさや納骨方法も同様、地域ごとに違います。


1.納骨の方法.gif


納骨方法も、骨壺に入った状態でそのままカロートに納める方法と、
綿や麻の納骨袋にご遺骨を移し替えて「お土」に還す方法があります。

私の地元である兵庫県、そして、大阪府、京都府など近畿地方では、
後者の「お土」に還して納骨をする方法が最近では一般的のようです。


2.さまざまな構造のカロート.jpg

また、カロートの構造も、明らかに地面より上にある「丘カロート」型、
地面より下に納骨スペースがある「地下カロート」や、
両者の中間である、地上線上に設置するカロートがあります。

近畿地方では、地下カロートや地上線上のものが多く、
いずれも、カロート内に水が浸入するのが当たり前の構造です。


そして、それが当たり前とされてきました!


石材店はもちろんのこと、消費者もあまりそのことに頓着しません。


...というより、石材店側もお客様からご注文を頂く際に、
「従来からのお墓の構造ならカロートに水が入ります」とは言いません。

納骨が終わった後には、納骨質の入口をセメントで目地止めしますので、
消費者からすれば、これで水は入らないと思っているかも知れません。


セメント目地の耐久性は永久ではありません。


いずれ目地切れが生じ、隙間から水が入ります。


カロートに水が浸入しない墓石

私も、他の石材店と同じく、近畿地方の墓石の構造だと、
カロート内に多少の水が入るのはやむを得ないと思っていました。

しかし、その考えを改めされらるきっかけになったのが、
富士山万歳様(仮名)からお墓づくりのご縁を頂いたことからです。

お父様を亡くされ、建墓を考えておられた富士山万歳様は、
母親の実家のお墓のカロート内が水浸しになっていたことから、
「カロート内に絶対水が浸入しない」墓石を建てようと思われ、
富山でお墓の無料相談サイトを主宰する宮崎様に相談されたのです。


宮崎様のサイトはコチラまで!
「お墓の値段はいくら?富山のお墓の営業マン、
宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。」


                    
常々、構造重視のお墓を提唱されておられる宮崎様は、
富士山万歳様に何社かの石材店をご紹介されました。

私どもも、カロート内に一滴の水も入らない構造の墓石なんて、
これまで考えたこともなかったので設計は正直難航しました。

しかし、よくよく考えてみると、納骨方法はともかくとして、
主役であるご遺骨を納める部屋に水が入って良いわけがありません。

試行錯誤で設計に取り組みながら、何度かの設計変更の結果、
これまでにない構造の墓石をおつくりさせて頂くことができました。

企業秘密につき、詳しい構造をお見せすることはできませんが、
「ここまでするか!」と言われるほどの構造にて設計し、
2016年(平成28年)2月に特許出願の運びとなりました。


富士山万歳様の建墓記録のブログはコチラまで!


これを機に、当社では「水の入らないカロート」に積極的に取り組み、
今では、和型墓石だけではなく、デザイン墓石にも取り入れています。


ずっと雨漏りのする家で耐えられますか?

もし、あなたの住んでいる家が雨漏りしたらどうしますか?


3.家の雨漏り.jpg

それも、あなたが寝ている寝室の雨漏りです!


毎日その状態で、あなたは眠ることができますか?


絶対無理ですよね!
すぐに、雨漏りの修理を依頼するでしょう。

けれども、ご先祖様はそんな状態であっても何の文句も言わず、
今現在も、そして、これからも黙ってそこに眠り続けているのです。

いや、もしかしたら、何か訴えているかも分かりませんが、
お参りする側が気づいてあげてないだけなのかも分かりません。


見た目のデザインが美しいだけの墓石は全くダメということです。


やはり「構造あってこそのデザイン」でしょう!


ふと、関西のお店"がんこ寿司"の昔のCMのキャッチコピー、
「きれいなだけでは叱られます」を想い出しました。


4.がんこ.jpg

お墓も正にそのとおりだと思います。


このシリーズ"今一度「お墓のデザイン」を考える!"の第一話、
(1)美しいだけでは「デザイン」と言えない!」の中でも書きましたが、


美しさに加え、「使いやすさ」「機能性」「構造」など、
デザインをすることによって"何かの問題が解決できる"こと。


これでこそ、本当の「デザイン」であると私は思います。


それは、デザイン墓石に限らず、和型墓石でも同じことが言えます。



              ~おわり~



▸オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(7)やはり石材店選びが重要! (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

消費者がそのデザインを気に入るかどうか?

プロがデザインしようが、素人がデザインしようが、
最終的に、消費者がそのデザインを気に入るかどうかです。

ルイ・○○トンやエ○○スなどの有名ブランド品に関しても、
人それぞれによって、デザインの好みが異なりますし、
ブランド品なんて全く興味がない方もいらっしゃいます。

1.消費者がそのデザインを気に入るかどうか?.jpg

ルイ・○○トンやエ○○スなどの有名ブランド品は、
もちろん、プロの一流デザイナーがデザインをしていますが、
消費者にとっては、そんなものはどうでもいいことなのです。


結局は「好き」か「嫌い」かのどちらかなのです。


お墓のデザインにも同じことが言えます。


「プロのデザイン」か「素人のデザイン」かという問題ではなく、
消費者が「好む」か「好まない」かが大きな問題です。

こうなると、お墓を購入する消費側と、石材店の営業担当者、
デザイン・設計担当者との相性が問題になってきます。


要は、相性や感性が合うかどうかです!


つくり手で出来栄えが大きく変わる!

次に、見た目のデザインは気に入ったとしても、
石の質や加工精度など、品質に問題はないかどうかです。

デザイン墓石の場合、通常は(おそらく90%以上)、
日本国内で加工されることはほとんどありません。


ほとんどが中国の石材加工工場でつくられるのです。


そして、中国の石材加工工場に直接依頼する石材店は極めて少なく、
石材商社を通じて墓石の製作を依頼するのが大半です。


詳しくはコチラまで
あまり知られていないお墓の流通経路



2.多くの墓石がつくられる中国の石材加工工場.JPG

そうなると、お墓を注文した石材店が、大手であっても、
老舗であっても、品質の良し悪しとは何の関係もありません。

その石材店から、依頼を受けた石材商社が、
中国のどこの工場に製作を依頼するかで品質が異なります。

ちなみに、ルイ・○○トンやエ○○スなどの有名ブランド品は、
見た目の好みはともかくとして、とても丁寧につくられています。


これが、お墓と有名ブランド品とは大きく違うところです。


良いお墓づくりは石材店選び!

良いお墓ができるかどうかは、最終的にはやはり「人」。

消費者の好みに合わせてデザインを考えていく、
和墓と違いデザイン墓石となると、なおさらのことです。

経営者のモノの考え方や方針、営業担当者の人柄など、
満足のいくデザイン墓石ができるかどうかは「人」次第です。


余談になりますが、私は仕事柄、中国に行くことが多いのですが、
ホテルの部屋に飾られている絵が歪んでいることがよくあります。


過去に、二度や三度のことではありません。


1センチ程度の傾きは、ごく普通に見られる光景です。


ひどい場合は、数センチも傾いているのです。


おそらく、部屋の掃除をするスタッフも気にしないのでしょうし、
その人たちの上司も、特にそのことを指摘することもないのでしょう。

そして、その部屋に泊まる宿泊者の中にも、
この歪みが気になる人と気にならない人がいるはずです。

たとえば、この歪みが気になる人が設計や加工をした墓石と、
気にならない人が携わった墓石とでは、出来栄えは同じでしょうか?


私、個人的には、墓石の出来栄えは大きく違うと思います。


3.庵治・牟礼の職人による蓮華加工風景.jpg

上の画像は、デザイン墓石ではないが、日本三大石材加工地の一つである、
香川県・高松市、「庵治・牟礼(あじ・むれ)」のやくもの職人、
松原 勲氏による、墓石の蓮華加工の下準備をしているところです。


そして、見事な庵治型上下蓮華加工が出来上がりました(下図)。


4.庵治型上下蓮華(国内加工).JPG

一枚一枚の花弁が薄く反り返った蓮華加工は、正に「匠の技」です。


以下の中国で加工された蓮華加工と比べると一目瞭然です。


5.上蓮華加工(中国加工).JPG

花弁が厚く、全体にボテッとした感じです。


これは、加工技術力の差はもちろんのことですが、
それ以前に、根本的な「こだわり」の度合いの差です。



今回は、明らかな出来栄えの違いを解って頂きたく、
日本と中国の蓮華加工の差を例に挙げましたが、
通常の墓石の加工においても、工場によって大きな差が生じます。

これは、「日本だから」「中国だから」という問題ではなく、
加工工場によって、製品の精度が大きく異なります。

「ここまでするか!」という工場もあれば、
「これで十分でしょ!」という工場もあります。

これは、「日本」「中国」という問題ではなく、
それぞれの工場の経営方針に起因するところが大きいのです。


家でも墓石でも、ちょっとしたことで大きく変わるのです。
ただ、そのことを消費者が分からず、見抜けないだけなのです!


そうなると、やはり「石材店選びが最も重要」ということになります。



                                        ~つづく~



オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(6)デザインは全体のバランスが大切! (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

お墓のデザインもコーディネートが必要

デザイン墓石を希望されるお客様からよく耳にするのが、
「墓石本体のカタチはこれで良いが、花立はこちらの方が好き!」


「外柵もこのデザインより、あちらのカタチが良いわ!」


...などなど、いろいろなお墓の写真を見ながら、
それぞれのお墓の各パーツをバラバラに選んで希望されます。

これらの要望を聞き、合体させてお墓の設計をすると、
ほとんどの場合「デザイン墓石」とは無縁のものになります。

着るスーツに合わせて、ワイシャツ、ネクタイを選び、
ベルトやくつなどの小物も合せてコーディネートをします。


301.jpg

スーツに帯を締めたり、袴をはいたりしませんよね。


お墓も同様で、デザイン墓石を考える際は、墓石本体だけではなく、
外柵も含めたトータルでコーディネートをする必要があります。

デザイン墓石には、そのデザインに合った外柵が合うのであって、
従来からの伝統的な和型墓石に使用してきた外柵では似合いません。


お墓のデザインも全体のバランスが重要なのです。


プロのデザイナーは、この「バランス」を最も大切にします。


また、墓石の花立や香炉などの付属品一つにしても、
墓石本体のカタチに合ったデザインを考えることが大切です。


302.jpg

いろんな墓石の各パーツを、むやみやたらに合体すると、
「福笑い」のようなお墓になりかねませんのでお勧めできません。


「取る」と「付ける」で大きく変わる

お墓に何か一つ付けるだけで、ずいぶんとイメージが変わります。


たとえば「家紋」です。


伝統的な和型墓石ならば、家紋彫刻の場所は大体決まっています。


しかし、デザイン墓石にも家紋を入れて欲しいという方も多くいます。


たかが、家紋一つと思われるかもしれませんが、
彫刻する場所によっては、とんでもなく野暮ったくなるのです。


303.jpg

また、家紋の種類に応じて、彫刻方法などを考える必要があります。
これは、家紋だけではなく、一つの付属品を付けるのと、
取るのとでは、全体のバランスが変わってくるのです。

たとえば、人間の顔から眉毛を取るだけでどうなるでしょう?
逆に、犬に眉毛を付けた状態を想像してみてください。


一つのパーツを「取る」と「付ける」だけで、こんなに変わるのです。


配置する位置が変われば大きく変わる

次に、同じパーツであってもどこに配置するかで、
洗練されたデザインにもなり、野暮ったくもなります。

話は、とつぜんお墓からクルマの話に変わりますが、
今は当たり前になっているドアミラー(バックミラー)ですが、
1983年(昭和58年)3月に規制撤廃となる前までは、
「フェンダーミラー」といって、ボンネットの前に付いていたのです。


304.jpg

みなさま、ご存知ですか?


このフェンダーミラーというのが、かなりブサイクなんです。


そのため、流行によりフェンダーミラーからドアミラーへの、
交換を行う若者が取り締まりに遭うということも結構ありました。


実は、私も取り締まりに遭った一人です。


305.jpg

お墓の付属品である、霊標(墓誌)やローソク立なども同じで、
配置する位置で、全体のデザインがガラッと変わってくるのです。

また、お墓の付属品の配置場所に関しては、見た目も大切ですが、
安全性や使いやすさなど、機能面についても考える必要があります。


このように、お墓のデザインは「全体のバランス」が最も重要なのです。



                                    ~つづく~



▸オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(5)知的財産に対する考え方 (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

知的財産にお金をかけるのは無駄!

パソコンの普及により、チラシのデザインも制作コストを安くするため、
お墓のデザインと同じく、素人がデザインすることも少なくありません。

プロのグラフィックデザイナーがデザインしたチラシと、
ワードやエクセル等を使用し、素人がつくったものとは全く異なります。

しかし、デザインにあまりこだわらない人たちに聞くと、
「内容が分かれば良いんじゃないの」というのが共通意見です。

デザイン性をあまり重視しない人たちにとっては、
たかがチラシ程度のデザインにお金をかけることは、
きわめてバカバカしく、無駄以外の何ものでもないようです。


このあたりは、お墓の「デザイン」とよく似ています。


お墓のデザインをプロのデザイナーに依頼するのを、
もったいないと思っている石材店の経営者と同じです。

このような考えの人たちは、知的財産にお金をかけることは、
どんなモノであっても、すべて無駄ということなのです。


それゆえ、あらゆるモノのコピー商品が世界中ではびこるのです。


お墓のデザイン盗用も、石材業界ではごくあたりまえのことです。


良いデザインのチラシと悪いデザインのチラシ

さて、ここで、印刷物やウェブなど、さまざまなデザインを手掛ける、
東京の中津川デザイン事務所様がチラシの良し悪しについて解説しています。


以下、一部引用の上、解説させて頂きます。


PCで仕上げた制作物は、印刷したときの色の出方やデザインを考慮しないと、
印刷時に線が太くなったりにじんだりするなどのトラブルが生じることがあります。
デザインの制作経験があるデザイン事務所であれば、
微妙な色彩やデザインの違いを考慮した制作物に仕上がります。


次に、良いデザインと悪いデザインとを比較していますのでご参照ください。


551.jpg


さて、左右どちらのデザインが良いか分かりますか?


どちらが良いかを、少し分かりやすくするために、
良いデザインか悪いデザインかを判別するためのヒントを出します。


552.jpg


これで、どちらが良いか分かりましたか?


答えは、右側が良いデザインで、左側が悪いデザインです!


ちなみに、「カーニング」とは、文字と文字の空き、字間のことです。


この二つのチラシのデザインを見て良し悪しの違いが分かる方は、
ぜひ、弊社にデザイン墓石建立のご依頼をお願いいたします(笑)。

チラシの場合は、プロのグラフィックデザイナーに頼もうが、
自分自身でPCでつくろうが、自分の会社やお店のものなので、
できの良し悪しによってチラシの効果に影響があっても仕方ありません。


しかし、デザイン墓石の場合はお客様からお金を頂いてつくるのです。


「チラシは分かれば良い読めれば良い」と思っている方たちであっても、
お金を頂いている以上、お墓は良いデザインで提供すべきではないでしょうか。


ただ、お墓の場合、「美しい」だけでは、良いデザインとは言えません。


「機能性」と「美しさ」の両方を兼ね備えてこそ「良いデザイン」なのです。


                             ~つづく~


▸オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(4)素人のデザインで意外と消費者は納得! (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

元々お墓にデザインは必要なかった!

「デザイン墓石」と呼ばれているものの大半は、
デザインとは全く無縁の素人がデザインしています。

お墓は決して安い買い物ではありませんし、
一生に一度建てるかどうかの大きな買い物です。


お家や車と同様にお墓は高額商品なのです。


なのに、お墓に限ってはあまりプロがデザインしないのです。


41.jpg

元来、お墓のカタチというのは地域ごとに決まっていました。


違うのは、石の種類と大きさくらいです。


それゆえ"デザイン"なんてものは必要がなかったのです。


ところが、20年ほど前から徐々に個性的な墓石が現れ、
時代の流れとともに「デザイン墓石」として定着してきました。


焼肉屋でお寿司を注文しますか?

墓石店というのは、地域に密着した産業要素が高いため、
消費者の多くは、地元の石材店でお墓を建てるというのが定番です。

そうなると、従来からの和型墓石だけをつくってきた石材店にも、
当然、デザイン墓石を希望する方が訪れても不思議じゃありません。


対応する石材店側としても大変です。


お施主様に対して「おたくが希望するデザインのお墓があれば、
写真か何かを見せてくれれば、似たような感じにつくりますよ!」

要するに、どこかの墓園や霊園に行って、
気に入った墓石の写真を写してこいという事です。


石材店にこのように言われたという消費者の方に何人も出会いました。


これって、焼肉屋に行ってお寿司を注文するようなもの。


おそらく、こんな注文をする人はまずいないでしょうけど、
もし、こんな注文があったとしても焼肉屋の店主は断るでしょう。


42.jpg

従来からの和型墓石とデザイン墓石はこの位違うものなのです。


しかし、石材店の大半はこの注文を断りません。


何とかして寿司を握ろうとします。


こんなお寿司、はたして美味しいのでしょうか?


美味しいわけないですよね!


餅は餅屋なのですが...。

消費者も食べ物のことならよく分かっているので、
さすがに、焼肉屋に行ってわざわざお寿司を注文する人はいません。

だが、お墓のデザインに関しては、石材店側も素人だが、
買い手の消費者は、石材店よりさらにもっと素人なだけに、
その石材店がデザイン墓石を得意としているかどうかも判りません。

それより、デザイン力があるかどうかという問題よりも、
「本家もその石材店で建てたから」「知人の紹介だから」
「地元で古くからある老舗の石材店だから」などの方が優先なのです。

それだけに、素人が考えるデザインであっても、
意外と消費者は納得して喜んでいる方も多いようです。


ただ、一般消費者の方は、耐久性や構造面のことは分かりません。


単に、自分自身が想うままのイメージを伝えてきます。


けれども、その部分は、やはりプロである石材店が、
消費者の言うがままにデザインを進めていくのではなく、
しっかりとアドバイスをし、消費者の持つイメージを大切にしつつも、
見えない部分にも配慮した構造のデザインにするべきです。


43.jpg

しかし、見えない部分にも配慮した構造のデザインとなると、
使用する石の量も増え、お施主様の予算や見積り額にも影響するため、
他社との競合を考えると、なかなか難しい判断となるわけです。

ですから、利便性や見えない部分の構造面などをあまり重視せず、
ただただ、消費者の意見や要望のみを聞き入れデザインをするのです。

また、指定石材店制度がある民営霊園の場合などは、
指定業者間の公平さを保つため、自由に墓石のデザインができず、
A、B、Cのデザインの中からしか選べないという場合もあります。

結果、見た目のバランスも悪く、ただ単にケバいだけ、
一応バリアフリー程度の構造は考えるが、その他の構造面は全く無視。


おまけに、値段だけは超一流!


こういったものも一応「デザイン墓石」の中に含まれるのです。


でも、消費者は自分の要望をふんだんに取り入れてくれたので、
とりあえずは、何の問題もなく無事引き渡しが完了するわけです。


本当にこんなデザイン墓石で満足できますか?


                         ~つづく~


▸オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(3)何故、プロがデザインしないのか? (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

お墓のデザインは無料が当然?

世の中にはあらゆる分野のプロがいます。


料理界には、板前やシェフ。


ワインにはソムリエ。


31.gif

そして、デザインはデザイナー。


お墓のデザインにもデザイナーが関わってもいいはずなのですが、
何故かデザイナーが関わるケースは墓石にはあまりありません。

その理由はいくつか考えられますが、まず一つは、
お墓のデザインは、消費者からデザイン料を貰えないことでしょう。


ほとんどの場合、お墓のデザインは無料が当たり前なのです。


建築物の設計は、総工費の10%前後の設計料が必要ですし、
ブランド製品などは、商品価格にデザイン料が含まれています。


32.jpg

このように、あらゆるモノのデザインには、
デザイン料が発生するのは当然のことなのです。


しかし、お墓の場合は少し事情が違うようです。


知的財産にお金を支払うのはどうも納得がいかない?

プロがデザインをしないもう一つの理由は売り手側にあります。


それは、知的財産にお金を掛けることが納得できない業界なのです。


デザイン墓石と呼ばれるものが流通するようになってまだ20年程度、
見よう見まねで取り組んできた墓石店も少なくありません。

ここ数年前から「墓石デザイナー」と呼ばれる人たちが、
一部の石材店とコラボを展開し、ようやくプロが参入しはじめました。
(もちろん、デザイナーに対する費用は支払わなければなりません)

これらは「デザイナーズブランド墓石」と呼ばれ、
これまでのデザイン墓石とは一線を画する存在になりつつあります。


33.png

その他、デザイン墓石を専門に取り扱う石材商社がありますが、
当然、プロのデザイナーがデザインした製品を取り扱っている以上、
他の石材商社が扱うものより若干高めに価格設定されています。

プロが手掛けるものだけに、当然洗練されたデザインなのですが、
この、デザイン料を含んだ、若干高めの価格設定という点が、
墓石業界の多くの方たちにはどうも納得がいかないようです。

お墓の材料である、原石の使用量によって決まる墓石の値段や、
墓所での施工費用など、作業に係る工賃は理解ができるのですが、
「デザイン」いわゆる理的財産に係る費用に関しては、
いくら僅かであっても、どうも納得がいかないようです。


34.jpg

それゆえ、あらかじめ定型デザインがプログラムされている、
CADシステムを導入し、自社でデザインするというのが定番です。

もしくは、お客様からデザイン墓石の引き合いがあると、
取り引きのある石材商社に「何か考えてくれ!」と丸投げ。


究極は、よそのお墓のデザインを丸ごとパクるのです。


そういう業者は、パンフレット、チラシ、名刺などの印刷物や、
ロゴ・マークなど、企業イメージに繋がるデザインにもお金は掛けません。


「解ればいい!」「読めればいい!」なのです。


すなわち、和型墓石でない新しい形ならば「デザイン墓石」なのです。


墓石店のチラシ、パンフレット、名刺などのデザインを見て、
おしゃれなデザインならば、良いお墓のデザインを提案してくれるかも...



                                    ~つづく~



▸オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(2)デザイン墓石は誰がデザインするのか? (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

工業デザインの第一人者、栄久庵憲司(えくあん・けんじ)氏死去

さまざまな商品のデザインやロゴマークを生み出し、
工業デザインの第一人者として 世界的に知られた榮久庵憲司氏が、
2015年2月8日に東京都内の病院で亡くなられました。


享年85歳でした。


榮久庵憲司さんは昭和4年に広島市の寺の住職の長男として生まれ、
戦後、16歳の時に焼け野が原となった広島の街で、
進駐軍の四輪駆動のジープの力強い形などを目の当たりにし、、
仏門ではなく、工業デザイナーの道を目指すようになりました。


16a.jpg

東京藝術大学を卒業後、工業デザインの会社、
「GKインダストリアルデザイン研究所」を設立して、
ビジネスの世界に「デザイン」という概念を定着させ、
さまざまな商品のデザインやロゴマークを作りだしました。

このうち、昭和36年に発表したキッコーマンの卓上醤油瓶は、
赤いキャップになめらかな曲線を描く瓶の形が、
使いやすく暮らしになじむデザインとして大ヒットし、
今でもこのデザインは変えられることなく海外でも親しまれています。


16b.jpg

また、鉄道の車両やオートバイのデザインも数多く手がけました。


さらには、JRAやコスモ石油、ミニストップのロゴマーク、
東京都のシンボルマークなども榮久庵氏の作品です。

平成元年に名古屋市で開催された世界デザイン博覧会では、
総合プロデューサーを務めたほか、 平成10年に設立された、
世界デザイン機構の会長も務めました。

榮久庵氏は、こうした功績から、日本だけでなく、
フランスやフィンランドなど海外の勲章も受章し、
工業デザインの第一人者として世界で高い評価を受けてきました。


「デザイン墓石」はいったい誰がデザインするのか?

クルマのデザイン。


建築物のデザイン。


服やバッグのデザイン。


...と、世の中には、さまざまな「デザイン」があります。


そして、これらのデザインは、「カーデザイナー」、
「建築デザイナー」、「ファッションデザイナー」など、
それぞれ、その道のプロデザイナーがデザインを行います。


17c.jpg

ずいぶんと前置きが長くなってしまいました。


「デザイン墓石」はいったい誰がデザインするのでしょう?


なんと、市場に流通しているデザイン墓石の大半は、
デザインとは全く無縁の一般職の方がデザインしているのです。


「なぜ?」と思われるかも分かりませんが事実なのです。


ごく一部では、墓石デザイナーをはじめとする、
プロのデザイナーがデザインをしているケースもありますが、
多くは、石材店の営業マン、石材商社の営業マンや事務職員、
中国の石材商社のスタッフなどがデザインしているのです。

今日では、日本中には色々なモノがあふれていますが、
ずぶの素人がデザインしている高額商品なんてそうありません。
(失礼な表現でスミマセン。プロのデザイナーではないという意味です)

これらが、デザイン性に優れているかどうかはともかくとして、、
最終的に購入者が気に入ればそれはそれで良いのでしょうが...


デザインの盗用は墓石業界では当たり前

デザイン墓石を誰がデザインするかは別として...


絶対許せないのが他家の墓石デザインの丸ごとコピーです。


石材店の営業マンが、無断で他人の墓所内に入り込んで写真を撮り、
墓石の隅から隅までメジャーで測っている姿をたまに見かけます。


これ、意匠権の侵害どころか、家だと不法侵入です。


いくら商売とはいえ、マナーもモラルもあったもんじゃないです。


16d.jpg

でも、このような卑劣な行為は決して珍しいことでなく、
悲しいかな、墓石業界ではごく当たり前に行われていることなのです。

これじゃ、日本の商品のデザインを平気でパクる、
中国や韓国のことをとやかく非難できる立場じゃありません。



                               ~つづく~



▸オリジナルデザインのお墓を建てるには? 

top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

今一度「お墓のデザイン」を考える!(1)美しいだけでは「デザイン」と言えない! (神戸・兵庫のデザイン墓石編)

(1)美しいだけでは「デザイン」と言えない!

車、服、バッグなど、色々なものに「デザイン」があります。


近年では、お墓も「デザイン墓石」と称するものが現れ、
さまざまなデザインのお墓が建てられるようになりました。


kangae1.JPG

このような「デザイン墓石」を希望される人の大半は、
どのようなデザインのお墓にしたら良いのかを悩まれます。


ではどのようなデザインが良いのでしょうか?


先ず、デザインと言えば、「美しさ」「格好よさ」を追求しますが、
それだけでは、決して「良いデザイン」とは言えません。


美しさに加え、「使いやすさ」「機能性」「構造」など、
デザインをすることによって"何かの問題が解決できる"こと。



たとえば、階段式の外柵の墓所をバリアフリーにすることによって、
車イスの方でも楽にお墓参りをすることができるようになった。


kangae2.JPG

そして、そのバリアフリー部分に「ビシャン加工」などで、
滑り止め加工を施し、墓所で転ばないよう安全性を確保した。

さらには、「ビシャン加工」の滑り止め加工ではなく、
オリジナルの図案彫刻をフロア全体に施し「美しさ」を追求した。


kangae3.JPG

このように「使いやすさ」や「構造」を追求することにより、
誰かが喜び、誰かが幸せになり、なおかつ美しいことがデザインなのです。


この他にも、構造や設計内容に工夫を凝らすことにより、
墓石の機能が格段に変わる部分が数多くあります。


しかし、デザイン墓石というと、見た目だけで選ばれる方が大半です。


また、石材店が「デザイン」を提案できるかどうかということも重要です。


「機能性」と「美しさ」の両方を兼ね備えてこそ、本当の「デザイン」です。


                        ~つづく~


▸オリジナルデザインのお墓を建てるには?
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/07/entry_2951/


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

1

« 和型デザイン墓石 | メインページ | アーカイブ | 墓石免震施工 »

このページのトップへ