HOME > 鵯越墓園の墓石 > 30年前の外柵(巻石)をリフォームして墓石を建てる【神戸市立鵯越墓園】

鵯越墓園の墓石

< Y様のお墓の開眼法要【神戸市立鵯越墓園】  |  一覧へ戻る  |  こだわりの和型デザイン墓石(1)基礎工事編【神戸市立鵯越墓園:TK様】 >

30年前の外柵(巻石)をリフォームして墓石を建てる【神戸市立鵯越墓園】

I様は約30年前の昭和60年に神戸市立鵯越墓園内に墓地を確保され、
その時にはお墓を建てず、外柵(巻石)のみの施工をされただけでした。

これまで本家の墓所に納めていた親族のご遺骨を改葬するため、
この度、この墓所にお墓を建てることを決められました。

昭和60年当時の神戸の墓所外柵は「くり階段舞台式巻石」という形が多く、
"間知石(けんちいし)"と呼ばれる割石を周囲に積み上げた上に、
磨いていない白みかげ石の延石を設置していくと言う工法です。


石垣の石を積み上げていくのと同じ工法です。


I家墓所の外柵(巻石)は、30年前に施行されたものですが、
丁寧な工事をされていたのでリフォームをして使用することにしました。


0601_1.JPG

お手入れが楽なように墓所内を雑草が生えない総みかげ石張り仕様にするため、
1カ月程前に、外柵(巻石)の中に入っていた真砂土をすべて取り出して処分し、
D10(直径10㎜)の鉄筋を配筋し、みかげ石製カロート(納骨室)を設置し、
内部に生コンを流し込み、既存外柵(巻石)の補強工事を行いました。


基礎工事後は、コンクリートが硬化作用を十分に発揮するよう、
一定期間の保護(養生)を経て次の行程に進むことが大切なのです。



0601_2.JPG

30前のお墓の工事では、墓石の各部材を接続固定する際には、
モルタルを使用してのみの固定のため目地切れや延石が外れたりします。

そのため、今回は巻石(延石)の各コーナー接合部分を、
ステンレス製L字金具で結合し、アンカーボルトにて固定します。


これで、コーキング目地が切れても巻石が外れることはありません。


巻石の補強も終わると、通常はモルタルを使用した石張りをしますが、
モルタルを使った石張り工事を行うと「エフロ」の原因となります。

             
0601_3.JPG

当社では、石張りをする際には、モルタルの上に直接石を張るのではなく、
先ずは、みかげ石を用いて石を張るための下地の基礎工事を行います。


0601_4.JPG

エフロ防止の石張り用下地基礎工事が完成しました。


0601_5.JPG

石材用ボンド(接着剤)を使用しての石張り施工です。


ここから先の工事は一切モルタルを使いません。


0601_6.JPG

一般的に石張り施工には厚さ3㎝程度のみかげ石を使いますが、
当社では耐久性を考え、4.5㎝厚の本磨き仕上げのものを使用します。


0601_7.JPG

水準器で水平レベルを確認しながら石張り工事を進めていきます。


入口中央部分の拝石は、お墓参りの際の通路となりますので、
本磨き加工にせず「ビシャン加工」を施した滑り止め加工仕上にしています。


0601_8.JPG

張り石と張り石の隙間にはコーキング剤にて目地入れを施し、
次に、墓所を囲む玉垣(塀のようなもの)を据え付けしていきます。


0601_9.JPG

入口左右には、和らなかラインが特徴の親柱(門柱)を配置して、
墓所内総みかげ石張り外柵(巻石)工事が完成いたしました。

左右・後ろの玉垣の下部は、近年のゲリラ豪雨に備え、
雨水が抜けやすいように、大きくくり抜いています。


次回の墓石据え付け工事を以て完成となります。


また、しばらくの間養生です。


top_img_1604_520x265.png

top_bnr_inquiry_site_520x85.png

< Y様のお墓の開眼法要【神戸市立鵯越墓園】  |  一覧へ戻る  |  こだわりの和型デザイン墓石(1)基礎工事編【神戸市立鵯越墓園:TK様】 >

このページのトップへ