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隣りの墓がなくなると、手抜き工事のボロが出る!【神戸市立鵯越墓園】

「墓じまい」につき、Y家墓所の解体・撤去・処分工事です。

それぞれのお家には様々なご事情があるかと思いますが、
こうして、一つのお墓がなくなるのはとても残念なことです。

東京や大阪、神戸など都市部の公営墓地は敷地に余裕がなく、
ほとんどの霊園・墓園では、隣りや後ろの墓所との間隔がありません。


神戸市営墓地である鵯越墓園も例外ではありません。


神戸市立鵯越墓園の造成が始まった昭和40年代の頃は、
墓地の申し込み者が多く、一区画でも多く確保する必要がありました。

今日のように「墓じまい」の時代が来るなんて予想もしませんでした。


61_1.jpg

悲しいかな、Y家墓所の右隣の墓所もすでに更地となっています。


この辺りのお墓はみんな昭和40年代に建てられたものが多く、
その当時は、隣りや後ろのお墓がなくなるなんて考えもしません。


施工を請け負った石材店もそう思っていたでしょう。


前述の通り、神戸市営墓地は両隣りと後ろの墓地とがひっついています。


両隣りと後ろに、すでにお墓が建っている墓地を選んだら、
自分のお墓は、外柵(巻石)の前側部分の石しか見えないのです。


そのため、見えない左右・後ろ側部分に手抜き工事が多いのです。


昔ほどではないにしても、今でも多少はその傾向にあります。


61_2.JPG

Y家墓所の解体工事が進んでいくにつれ、これまで見えなかった、
左側の墓所と後ろの墓所の隠れていた外柵(巻石)の下部が姿を現します。


61_3.JPG

後ろ側の墓所はモルタルを塗っていましたが中までは分かりません。


61_4.JPG

左側の墓所の施工はひどいものです。


石のガラ(処分の対象)を詰め込んだだけの状態です。


いわゆる、手抜き工事です!


この手抜き工事をした石材店も、まさか隣のお墓がなくなって、
こんなところでボロが出るなんて思っても見なかったでしょう!


61_5.jpg

通常の工法ならば「間知石(けんちいし)」という割石を四方に積んで、
その上に、延石を設置して外柵(巻石)工事を行うのですが、
既に左右、後ろにお墓が建っていて見えないので手抜きをしたのでしょう。


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崩れてくる恐れがありますので、とりあえずの応急処置を施します。


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掘り起こした部分に真砂土を入れ埋め戻して解体工事の終了です。


この様に、隣りの墓がなくなると手抜き工事のボロが出るのです!


しかし、それに気が付くのはいつのことになるやら...
隣りや後ろのお墓がある限りは分からないのですから。


今も昔も手抜き工事は、すべて人災です。

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